子ども4人のドタバタ日記

男の子2人、女の子2人の4児の母が、子どものことや日々の生活のドタバタを書き綴ってます。

環軸椎回旋位固定で次男が入院!(症状~病名判明まで)

環軸椎回旋位固定(かんじくついかいせんいこてい)ってご存知ですか?

先日、次男がこの病気で入院しました。

その時のことを忘れないように書き留めておこうと思います。

環軸椎回旋位固定(かんじくついかいせんいこてい)とは何?

病院の先生からこの名前を聞かされた時、私の頭の中は「???」でいっぱいでした。

だって、初めて聞く病名だったんですから。

 

さて、病院の先生からの説明によると環軸椎回旋位固定とは

「第一頸椎である環椎と第二頸椎である軸椎が亜脱臼を起こしている状態」

ということでした。

説明を受けた私は

「えっ、首の骨って脱臼なんて起こすの!!」とかなり驚きました。

そのため次男は、首を右に傾けたままの状態からまっすぐに戻すことが出来なくなったのです。

まさか我が子がこんな状態になろうとは。。。

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発症から病名判明まで

次男は5歳。自分の思っていることは、基本言葉で伝えることが出来ます。とはいえ、まだ5歳。細かい説明はまだまだ難しい年頃。それが結果良い方向に私は転んだかなと今は思っています。

発症

日曜日の朝、起きてきてご飯を食べていた次男が急に

「耳が痛い。。。」

と言い始めました。

2,3日前から鼻水が出ていたので、「まさか中耳炎?」と思い、熱を計ってみます。(長男が中耳炎になった時、急に耳が痛いとシクシク泣きはじめ、発熱した経験があったので。)

熱は37.0℃の微熱。長男が中耳炎になった時はもう少し高かったと記憶してるのですが、急に耳が痛いと言い辛そうな状態は同じなので、これから熱が上がるのかなと思い、痛み止めも家に無かったので病院に連れていくことにしました。

この日は休日、近くの休日診療をしている病院に電話をして連れて行きました。その時の次男の様子は、痛いという耳のあたりを押さえ、そろりそろりと歩いています。次男は、「歩くとズキンズキンと痛いの(泣)」と言ってました。

診察室では、次男から聞いたことを基に先生に以下のように説明しました。

・急に耳が痛いと言い出した

・2,3日前から鼻水が出ていた

・熱は37.0℃の微熱程度

・喉は少し痛い

・中耳炎なのかなと思い診察してもらいに来た

この5点です。

先生も丁寧に診察してくださり、喉もすこし赤いし、痛がっている耳も気持ち赤くなっているようだと言われました。

休日なので3日分の抗生剤と痛み止めをもらい、これで様子を見ておかしいようだったら、また受診するようにと言われて帰宅しました。

この時も、次男はずっと「耳が痛い、歩くと痛い」と良い続けていたので、家に帰りすぐに痛み止めを飲ましました。

その日は痛み止めが効いている間は、元気なのですが、薬の効き目が切れると痛がるの繰り返しでした。

次の日は、昨日よりは痛がる頻度は減りましたが、気がつくと首の角度がおかしいんです。ずっと、首を右に傾けたまま過ごしています。

ちゃんと首をまっすぐにしなさいといっても、「痛いから無理」と言います。私が手でまっすぐにしようとすると、「痛い、痛い、やめて」と泣きます。

(今思えば、無理やり真っ直ぐにしようとするなんて可哀想なことをしたと思います。)

痛みはなくなってきているが、首が傾いているのはおかしいよなと思い、次の日に病院に連れていくことにしました。

病名判明

発症してから2日目。痛みはかなり減少したが、首の角度がおかしいので病院へ連れていくことにしました。

次男に、

「今はどこが痛い?」と聞くと

「耳のここら辺。」と言って、耳の後ろの首のあたりを押さえます。

 

「ん?これって耳じゃなくて首じゃない?」と思い、

「最初からこの辺が痛かったの?」と聞いてみると、

「うん。この辺の耳が痛かったよ。」と言います。

「次男よ、そこは首って言うんだよ!」と思いながら、5歳児に細かい説明は難しいんだなと勉強になりました。

さて、ここで悩んだのは何科に連れていけばいいのかと言うこと。

「耳が痛いのなら耳鼻科だよな。でも痛いって言っている場所を見る限り首だしな。首なら整形外科かな。う~ん。どっちか分からない場合は小児科でもいいかな。」と色々悩んでいたのですが、結局休日診療で見てもらった近所の総合病院に連れていくことにしました。

受診科が違ったら、他の科に回してもらえるだろうと思って。。。

まずは、小児科を受診しました。

発症から今までの症状を説明し、よく聞いてみると耳の後ろの首の辺りが痛いと言っていることを告げると、

「それは整形外科で見てもらった方がいいね。そういえば、似たような症状で入院した子がいた気がする。」と言われました。

「やっぱり、整形外科かぁ。ってか、入院って何?えっ、入院になるの?」と不安に思いながら整形外科に行きました。

整形外科に行き、レントゲンを撮り名前を呼ばれるまで待合室で待っている間、頭の中では小児科の先生が言っていた入院の2文字がグルグル回ってました。

名前を呼ばれ、撮ったレントゲンと症状から「環軸椎回旋位固定の疑い」と先生から告げられました。初めて聞く病名です。

「もっと詳しく調べたいから、CTを撮ってきてください。それをみて明日詳しい説明をします。」と言われCTを撮りに行くことに。

私、40年近く生きてますが、まだCT撮ったことありません。しかし次男、5歳にしてCT撮影デビューです。

機械に一人で入るのですが、言われたことをキチンと守り、撮影中じっとしていた次男は偉かったと思います。

次の日、検査結果を聞きに行き、やはり環軸椎回旋位固定と診断されました。

先生が言うには、早くきれいに治すには、やはり入院して首を牽引するのが1番良いとのこと。

「通院して牽引っていうのもできなくないが、どうするか相談して。」と言われました。

とりあえず、待合室で次男と相談です。

早くきれいに治してあげたいので入院が一番良いのではないかと思うのですが、まだ小さいので24時間付き添いの可能性があります。我が家は10歳の長男を筆頭に、4人の子供がいます。一番下はまだ2歳。私が付き添うとなると、旦那及び近所に住む旦那の実家にもかなり協力してもらわなければ無理です。

旦那及び旦那の実家の全面協力を取り付けて、次男の説得にかかりました。

最初は泣きながら入院を拒んでいた次男ですが、「早く首が元通りになるよ。ママもずっとそばにいるからね。」と説明すると、納得してくれて入院し首を牽引して治すことになりました。

 

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