子ども4人のドタバタ日記

男の子2人、女の子2人の4児の母が、子どものことや日々の生活のドタバタを書き綴ってます。

環軸椎回旋位固定で次男が入院!(入院~かかった費用まで)

環軸椎回旋位固定(かんじくついかいせんいこてい)ってご存知ですか?

先日、次男がこの病気で入院しました。 その時のことを忘れないように書き留めておこうと思います。

treport.hatenablog.com

も併せてご覧ください。

入院~かかった費用まで

入院前準備

入院することが決まると、入院前の検査が色々ありました。

まずは、前回撮影した角度とは違うレントゲンの撮影。それから、血液検査&尿検査。さらに心電図。翌日にはMRI。と検査室のはしごです。

レントゲンと心電図、尿検査は痛くないので問題なくこなせたのですが、血液検査が大変でした。。。

物心ついて採血をされるのが初めての次男。いつもの予防注射とそんなに違いはないよと説明し採血室へ。

「でも、血取られちゃうんでしょ。恐いなぁ」と呟いています。

不安を和らげるために「蚊に血を吸われるのと同じだと思えばいいよ。注射器に血を吸われてるって思えばね。」と慰めていました。(注射器と蚊では全然違うので、例えが失敗したなと思い反省。。)

順番を待っている間、隣に座っておられたおばあちゃんから「ボクが注射するの!すごいね。強いんだね。」と励ましてもらったおかげで、順番が来るころには自信満々になっていた次男。(おばあちゃん、ありがとう!!助かりました。)

順番が来て、一緒に椅子に座ると、目の前には採った血を入れる試験管のようなものが7本も!!。私ですら、そんなに沢山採ったことありません。

文句を言うことなく、泣くこともなく採血を済ませた次男。採血が終わるころには、冷や汗で背中が濡れていましたが、本当によく頑張りました。

入院当日

翌日、入院準備をしていざ病院へ。病室に案内され、寝間着に着替えたら早速首の牽引を始めます。

牽引をされた次男はこんな感じになりました。

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食事やトイレ以外はずっとこの状態です。

嫌がって外してしまったらどうしようと心配していましたが、素直に首を牽引してもらっていたので一安心。

あとは、最後の検査MRIが残っています。

5歳児がうるさいMRIの機械に入り、15分~20分の間じっとするのは無理だろうから、眠らせて検査をすると説明を受けていました。

昼食を食べながら、「検査、頑張ろうね」と次男と話しているところに先生が説明にやってきました。

病室にはいるやいなや昼食を食べている次男をみて先生が

「眠り薬を飲むのに、ご飯食べちゃったの!これ以上は食べないでって、もうほとんど食べてる。」と言うのです。

「いやいや、食べちゃダメって聞いてないですよ」と思っていると先生が、「ご飯を食べて薬を飲むと吐いちゃうことがあるからね。どうしようっか?検査の日を改めるか薬を飲まずに今日するか。」って言うのです。

次男に聞いてみると「じっと出来るから今日検査したい。」というので眠らずに検査をして、ダメなようなら日を改め、眠って検査をするということになりました。

検査室に、先生や看護師さんと一緒に移動し、「頑張ってじっとしておくんだよ」と言われながら機械に寝転がる次男。

「は~い!」と笑顔で元気よく返事をすると検査開始です。

私は、検査室の前の椅子で待機。

約20分後、笑顔で看護師さんと出てきた次男。看護師さんからは、「すっごいお利口さんで、ちゃんとじっとしてましたよ。すごいすごい。」と褒められ、鼻高々で病室に戻りました。

それからは、様子を見に来る看護師さん皆さんが、「検査頑張ったね。すごいね。」「5歳でじっと出来るってすごいよ。」「将来、大物になるよ」と褒めてくださるので次男は満面の笑みでした。

入院2日目

この日は検査もなく、食事とトイレ以外はベッドに寝て、首の牽引です。テレビをみたり、持ってきてたオモチャやぬいぐるみで遊んだりしながら過ごしていました。

そんな状態なので、次男の一番の楽しみが食事の時間。

しょっちゅう、「今何時?ご飯はまだ?配られてないか見てきて。」と言ってました(笑)

ご飯が来ると「やったぁ。」と牽引装置を外し、「おいしいねぇ。この野菜もおいしい。」とパクパク食べていました。

食べ終わってトイレも済ませると、牽引装置をつけてもらうためナースコールを押します。また寝たきりの状態になるので、嫌がると思っていたのですが、看護師さんが大好きなのとナースコールを押したいので、自ら押して牽引装置をつけてもらってました。

これには、とても助かりました。

この日は、夕方、仕事帰りの旦那と付き添いを交代し、私が家に帰ることに。

旦那の実家で留守番をしていた、長男、長女、次女を迎えに行き帰宅。

いっぱい我慢をしてくれている子供たちに感謝で、子供たちの協力が本当に助かりました。

入院3日目 祝 退院!

この日は土曜日で仕事が休みの旦那が基本付き添ってくれることに。私は着替えを持って行ったり、旦那に食べ物を届けたりとしながら午前中を過ごしていました。

午後に、旦那から電話が。

「さっき、先生が来られて、首の傾きもほぼ治り、首も動かせるようになっているので、今日の夕ご飯を食べたら退院です。って言われたよ。」と連絡が。

「やったぁ~!」と子供たちと一緒に大喜びです!

 

血液検査などの色々な検査の結果も悪いところはなかったそうで、経過も順調なので退院ということになったようです。 

思っていたよりも早く退院出来て、本当によかったぁ。

文句もあまり言わず、首の牽引を嫌がらなかった次男の頑張りのおかげです。

それと、先生がいうにはこの病気は10歳ごろの子が多いそうで、5歳という年齢もあって早く治ったのだろうとのことでした。

っていうか、10歳頃の子が多発って、我が家は長男:10歳、長女:8歳、次女:2歳。(2018年11月現在)

子供たち全員がなる可能性を持ってるってことになります(汗)

入院にかかった費用は!

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さて、2泊3日の入院にかかった費用についてお話しします。

病室は個室をお願い(?)しました。というか、5歳児のため24時間付き添いが必要と言われ、大部屋は無理だろうということになって。。

ということで、差額ベッド代が発生し、部屋代と、付添人の布団代合わせて1日約5,500円

入院中の食事代1日約1,200円

診療代は住んでいる市では乳幼児等医療助成のおかげで1日500円。この制度は本当に子育て中には助かります。

合計 約22,000円になりました。

ちなみに我が家の子は、みんな県民共済に加入しているので、すべて賄えたので助かりました。やはり、いざってときのために保険には入っておくべきですね。

環軸椎回旋位固定になった原因は?

では、どうして次男はこんなことになったのでしょうか?先生にも聞いてみたのですが、これといった原因はわからないそうです。色々と調べてみると、縄跳びをしてなった子もいれば、喉の炎症でなったという子供もいました。

じゃあ、次男は?と考えると思い当たるのは、喉が少し赤かったことと、発症前に車の中ですごい態勢で寝ていたという事ぐらいしか思い当たりません。

それが本当に原因なのかもわかりませんが、車にネックピローを常備しておくことにしました。

 

 長距離ドライブの時はこれをつけもらってます。

補足:子供が入院するときにあったら便利だったものリスト

この入院に際して、一番心配だったのは、暇でぐずらないかということ。

首が傾いて真っ直ぐにならないだけで、熱があるわけでもなく、ぐったりしてもないので、きっと動きたいとぐずると思ったからです。

そこで、次男がぐずらないために持って行ったものは以下のもの。

・大好きなアザラシのぬいぐるみ

・寝るときに必ず必要なブランケット

・絵本1冊

・お気に入りのオモチャ1つ

本人はもっと色々持っていきたいと言ってたのですが、荷物が多くなるのも困るので、必要最小限にしてもらいました。

退院するときには、祖父母からの見舞いのオモチャが増えてましたが(笑)

この中で大活躍だったのはぬいぐるみとオモチャ。

ぬいぐるみは、ずっと抱きしめたり、一緒に寝たりしてました。それに、看護師さんが「かわいいねぇ」と声をかけてくれ、会話のきっかけになってました。

オモチャも同様に、「これなんていうオモチャなの?」と会話のきっかけになり、そのおかげで看護師さんとよりよいコミュニケーションがとれたと思います。

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やはり、入院中は看護師さんとのより良い関係を築くのは大切だなと思いました。

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