子ども4人のドタバタ日記

男の子2人、女の子2人の4児の母が、子どものことや日々の生活のドタバタを書き綴ってます。

子供たちが思春期早発症と診断された!(只今リュープリン注射で治療中!)

思春期早発症(ししゅんきそうはつしょう)ってご存知ですか?

以前の記事で、我が家の長女が思春期早発症と診断されたと書きました。

treport.hatenablog.com

今回は、続いて長男も思春期早発症と診断された時の事、治療に至るまでのことや、治療中のことを書いていこうと思います。

長男、思春期早発症の疑いで受診

長女の思春期早発症の診察してくださった先生に、長男も成長曲線を飛び出るような身長であることを告げると、「一度、診察に連れて来てみて」と言われました。

ということで、長男も病院へ連れていくことに。

当時の長男(7歳5ヵ月)身長:136cm 体重:29kg

幼稚園の頃から背は一番高く、背の順で並べば必ず一番後ろだった長男。長女ほどではなかったですが、成長曲線も飛び出してました。

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 長男の身長・体重を管理してるアプリです(2018年11月現在のデータ)

 

さて検査手順は長女の時と同じ。身長・体重を測定して、手のレントゲンを撮りに行きました。

レントゲン撮影の結果、やはり長男も実年齢+2歳ぐらいの手の骨です。。。

長男7歳なのに、手の骨だけ見れば9歳~10歳の子とほぼ同じ。

先生が「お兄ちゃんもお母さんに似たんだね」と。。。

顔は父親似の長男、長女。

なのに、子供たちよ、ごめんね。まさか、こんなことが似るなんて。。。

続いて、性ホルモンが分泌されていないか血液検査。

これが検査で一番大変でした。。。

だって長男、注射が大嫌いなんですから。。。

「どうしてしなきゃいけないの。痛いから嫌だ。なんで僕が(泣)」半泣き状態で、半ば強引に処置室に連行され採血されました。

何とか採血をし、先生からは、長女と同じように脳の腫瘍の可能性は低いけど、念のためにMRIは撮影しておこうねと言われ、MRIの予約をして1回目の病院は終わり。

長男 人生初のMRI検査

さて、MRI検査の日。妹(長女)から色々と情報を収集していた長男はドキドキしながら検査室へ行きました。

ちなみに長男、機械とかに興味があるので検査室内をキョロキョロ見回しています。

「あの、パソコンに画像が表示されるのかな?」とか言いながら自分が今から入る機械も目を輝かせてみていました。

なので、このMRI検査はスムーズに終了!

さすがに7歳ですから、検査中に動いては、撮影画像がぶれてしまうからいダメだということを話せば理解できるので助かりました。

検査結果は  思春期早発症!

数日後、MRIと血液検査の結果を聞きに病院へ行きました。

長女同様に長男も脳に腫瘍はありませんでした。(よかった、よかった!)

血液検査もまだ性ホルモンは出てきていないので思春期早発症の経過観察ということです。

先生が言うには、「治療の開始時期や止め時を見極めるのは難しい」と言われていました。

「性ホルモンの分泌が始まると、やはり治療をした方がいいだろうね」とは言われましたが。

治療開始までの流れ

経過観察と言われ、3カ月に1回くらいのペースで定期検診に行っていました。

することと言えば、身長・体重測定と血液検査です。

この血液検査で性ホルモンの分泌が認められれば、リュープリン注射による治療開始という説明を受けていました。

あとは、長女は胸のふくらみがどうなっているかを診察してもらってました。

「急に膨らんだ気がすると思ったら、病院に来てね」と言われていました。

親が毎日見ていると大きくなっているかとか、分かりにくいと思います。そこで、先生は、「写真を撮っておくと比較しやすいよ」とアドバイスをくれました。

 

ちなみに、女の子は胸の膨らみを見ることで判断できるのですが、男の子の場合はどうでしょう。

男の子の場合は、睾丸の大きさをみるみたいです。

長男は睾丸の大きさを先生に診察してもらってました。

が、私にはこの判別は全く分かりませんでした。

同い年の子供と比べる機会もありませんし、年齢相応の大きさといわれてもピンときません。ということで、ここは旦那に大きくなっているかどうか判断してもらってました。

思春期早発症 とうとうリュープリン注射の治療開始!

この定期検診が約2年ほど経過した時、とうとう長男・長女ともに性ホルモンの分泌が始まってしまいました。

男の子の方は特にその後に特別な検査は必要なかったのですが、治療を開始するにあたって、女の子は子宮や卵巣の様子を見る必要がありました。

ということで、長女、産婦人科を受診です。このとき、総合病院は便利だなって思いました。だって、院内紹介状ですぐに受診できるんですから!

長女、初めてのエコー検査。この時大変だったのは、膀胱に尿が溜まってなかったこと。。。

我が家では、出かける前に家でトイレは済ませて出かけましょうと言い聞かせていたので、この日も家でトイレを済ませて病院へ。しかし、コレが失敗でした。産婦人科の先生が言うには、膀胱に尿が溜まっている状態でないと検査しにくいと言うのです。

とりあえず、エコー検査してもらいましたが、やはり見えずらく、先生から「待合で水をたくさん飲んできて。トイレに行きたくなったなと思ったら、受付に声をかけてね」と言われてしまいました。

なので、売店でペットボトルの水を購入し、長女には頑張って飲んでもらい、何とか検査終了。

検査結果、治療を開始しましょうということになりました。

リュープリン注射は痛い!?

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治療開始です。リュープリン注射、私はてっきり腕に打つのだと思ってたんですが、打つ場所はお尻の横の方!

ベッドにうつぶせになって、パンツをずらして打ちます。

このお尻で良かった点は、注射嫌いの長男が打たれている瞬間を目視できないこと!

「嫌だなぁ。はぁ~、嫌だなぁ」とは言いながらも何とか頑張ってくれました。

ちなみに長女は小さいころから注射大好き!予防注射も採血も全然平気です。

子供たちに注射の感想を聞いてみたところ

すっごい。痛い!」と2人とも声をそろえて言っています。

インフルエンザなどの予防注射よりも採血よりも痛いそうです。

打つ場所の問題なのか注射の種類の問題なのか素人の私には分かりませんが。。。

とっても高額なリュープリン注射

さて、このリュープリン注射、実はとても高額なんです!

病院の領収書をみてびっくり、なんと注射だけで25,000円を超えています!!

治療にあたり、注射の値段が高いとは先生から聞いてはいましたが、それにしても驚きの値段です。

この思春期早発症は小児慢性特定疾病の対象になっており、医療費の助成が受けられることを先生が言われていました。

でも、今住んでいる市町村の乳幼児等医療助成が使えるから申請はしなくても大丈夫だねとも言われていました。

よかったぁ。。。

9回目のリュープリン注射

本日 2018年11月6日 第9回の注射に行ってきました。

長男:身長 154.6cm(2.9SD) 体重 39.8kg(1.0SD)

長女:身長 145.0cm(3.6SD) 体重 33.5kg(1.5SD)

2人とも注射を打つ前は1ヶ月で1cmほど伸びていた身長が、ここ数カ月は1ヶ月で約0.5cmぐらいで落ち着いています。

前回やった血液検査の結果でも、性ホルモンの分泌も抑えられていました。

注射嫌いの長男が「あと何回ぐらい注射しなきゃいけないんですか?」と先生に聞いてました(汗)

先生は「4週間後の検診の時に手のレントゲンを撮ってみてから考えようか。そんなに沢山は打たなくてもよさそうだけどね。」と言われてました。

そろそろ、ゴールが見えてきそうです!

 

 

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