子ども4人のドタバタ日記

男の子2人、女の子2人の4児の母が、子どものことや日々の生活のドタバタを書き綴ってます。

マンガでやさしく わかるアドラー心理学を読んでみての感想!(誕生順位による性格の違いの理論が面白い!)

旦那から「この本面白かったよ。読んでみたら」と紹介されたのが「マンガでやさしくわかる アドラー心理学」です。

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「心理学の本かぁ。なんか難しそうだな。」と思いましたが、「まぁ、マンガって書いてあるし、読んでみようかな。」と軽い気持ちで読み始めました。

 

アドラー心理学って何?

ちなみに私、「アドラー心理学」という言葉はなんとなく聞いたことがありました。が、本当に聞いただけで、どんな内容なのか全く知りませんでした(汗)

この本によるとアドラー心理学とは「自己決定性」「目的論」「全体論」「認知論」「対人関係論」の5つから構成されているそうです。

アドラー心理学の理論

自己決定性・・・人間は、環境や過去の出来事の犠牲者ではなく自ら運命を創造する力がある。

目的論・・・過去の原因ではなく、未来の目標を見据えている人間の行動には、その人特有の意思を伴う目的がある。

全体論・・・人は心の中が矛盾対立する生き物ではなく、一人ひとりかけがえのない、分割不能な存在である。

認知論・・・人間は、自分流の主観的な意味づけを通して物事を把握する。

対人関係論・・・人間のあらゆる行動は、相手役が存在する対人関係である。 

(「マンガでやさしくわかる アドラー心理学」より引用

ほう 、全く意味がわかりません。。。

この難しい内容が、「マンガでやさしくわかる アドラー心理学」では、その名の通りやさしくわかりやすく、しかもマンガで書いてあるんです。

全てが漫画ではなく、各章の間にマンガで描いた部分をより詳しく解説してあり、さらに豆知識的なコラムもありました。

この本で最も興味をひかれたことは、誕生順位による性格の違い!

この本を読んで、一番興味深かったのが誕生順位によるおおよその性格傾向の箇所です。すべて当てはまるものではないと注意書きはありましたが、我が子で見てみると、当てはまる部分も多々ありました。

本では、「第1子」「第2子」「中間子」「末子」「単独子」の5つに分類されていました。

第1子・・・1番に生まれ、1番でい続けたいと思う

第2子・・・追いつくため必死になって走る

中間子・・・一生、人をかき分けていく傾向がある

末子・・・赤ちゃんとして生まれ、王座を奪われることがない

単独子・・・巨人の世界の中の小人

(「マンガでやさしくわかる アドラー心理学」より引用

我が家は4人兄妹なので「単独子」だけは当てはまりません。

長男は第1子の特徴が、長女は第2子と中間子の特徴が、次男は中間子の特徴が、次女は末子の特徴が当てはまると思います。

例えば、我が家の子供たちで当てはまった特徴を書き出してみました。

長男(第1子)

・よく注目の中心になろうとする

・親と同じように、下のきょうだいと接したがる

・失敗を嫌い、失敗するくらいならその行動をしないことを選ぶ

・周囲の期待に応えて喜ばせようとすることがある

・プライドが高い(メンツを気にする)

長女(第2子、中間子)

・いつも自分より有利なきょうだいがライバルとして存在する(第2子)

・第1子に追いつき、追い越そうとする(第2子)

・上・下のきょうだいのようなメリットを持たない(中間子)

・上・下のきょうだい間のやりとりに長けているので適応力がある。(中間子)

次男(中間子)

・上・下のきょうだいのようなメリットを持たない

・きょうだい間で身動きがとれず、はさみうち状態

・上・下のきょうだい間のやりとりに長けているので適応力がある。

次女(末子)

・赤ん坊の役割を演じ、他者からサービスをあてにする

 (「マンガでやさしくわかる アドラー心理学」より引用

 書き出してみると結構当てはまるものがありました。

その中でも、特に当てはまるものを赤字にしてみました。

心理学でこんなことまでわかるんですね。すごい!!

 

ちなみに、私自身は第1子です。

私自身の性格を考えてみたときに、第1子の特徴にかなり当てはまってました。

特に当てはまっていたのは、長男と同じ「失敗を嫌い、失敗するくらいならその行動をしないことを選ぶ」でした。

アドラー心理学を子育てに役立てる

いま我が子には当てはまっていないと思い述べなかった、誕生順位による性格に以下のようなものがあります。

・第1子が成功すると、自分の能力について不確かさを感じる(第2子)

・不公平だと感じることが多い。ひがみっぽくなることもある(中間子)

・親から愛されずに冷たくされていると感じる(中間子)

・家族の中ではっきりした居場所がないと感じる(中間子)

親としては、子供たちは皆同じように可愛く、出来るだけ同じように接しようと心掛けています。

が、中間子の性格特徴として「親から愛されず冷たくされている感じている」というものがあったので、そのように感じさせないように接していくように心がけようと思いました。

もしかしたら、自分では気がついていないだけで、子どもがそう感じていることもあるかもしれないので。。。

 

この本を読んでの感想

最初は、難しそうな本だなと思いましたが、最後まで読み切ることが出来ました。

マンガで描かれているので、本当にわかりやすかったです。

後は、この本で学んだことを実生活(子育て)で役立てられたらとおもいます。

この本以外にも、マンガでわかるアドラー心理学の本が沢山出版されているみたいなので、読んでみたいなと思いました。

旦那もこの本を読んでの感想をブログで書いています。

是非ご覧ください。

kougai.net

by カエレバ

 

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