2020年1月6日に国税庁のホームページに令和元年分の確定申告の作成ページが開設されました!!
令和元年分は平成31年1月1日~令和元年12月31日までの領収書が対象です!
元号が年の途中で変わったので、領収書の日付欄に注意してくださいね。
(年が変わり、2019年1月4日に国税庁のホームページに平成30年分の確定申告の作成ページが開設されました!)
私は毎回、この作成ページからパソコンを使って確定申告書を作成し、印刷したものを郵送で提出しています。
私が、確定申告をする理由は「医療費控除」を受けるためです。
かれこれ、4人の子供の出産に伴う医療費と長男の歯科矯正にかかった医療費とで計5回ほど確定申告をしています。
この度、長女も歯科矯正を始めたし、次男が環軸堆回旋位固定で入院したりしたので平成30年分も確定申告します!
初めて確定申告をする時は、「面倒くさいな。難しいんだろうな」と思い、なかなか手が付けられませんでしたが、実際にやってみると思ったよりも簡単でした。
医療費控除を受けるために、確定申告をしようと思っている人の役に立てばと思い、また、自分が今後も確定申告をするときの備忘録として、平成30年の確定申告書類の作成について書いていこうと思います。
医療費控除って何?
まずは、医療費控除について簡単に説明しようと思います。
国税庁のホームページの説明によると医療費控除とは
申告する方やその方と生計を一にする配偶者その他の親族のために、平成30年中に支払った医療費がある場合は、次のとおり計算した金額を医療費控除として、所得金額から差し引くことができます。(国税庁より引用)
早い話、医療費の総額が10万円を超えたなら、医療費控除が受けられると思っていれば間違いないと思います。
このため、1年間は必ず医療費の領収書は捨てずにとっておきましょう!
そして年末ごろに、その年1年間の医療費の領収書の金額を足してみて、10万円を超えそうなら、確定申告の準備開始です。
ちなみに、医療費の領収書は確定申告をした場合、自宅で5年間は保存する必要があります。
確定申告が済んだからと言って、捨てないようにも気を付けてください。
まずは医療費の領収書を準備
さっそく、確定申告をはじめます。
まずは、医療費の領収書を準備します。
私は、クリアファイルの中にもらった領収書を入れて保管しています。
医療費で10万円を超えるとなると、相当な量の領収書になることもあります。
それを、1枚1枚計算するのはとっても大変な作業です。そんなときは、国税庁のホームページに用意してある「医療費集計フォーム」を使いましょう。
この医療費集計フォームは支払った医療費の内容をExcel(エクセル)などで、入力・集計をするフォーマットです。
この医療費集計フォームの良いところは入力・保存したデータが、確定申告書等作成コーナーの医療費控除の入力画面で読み込むことが出来、反映できるんです!!
医療費の領収書の枚数が多い人は、医療費集計フォームを利用した方がとっても便利です。
ちなみにエクセルを使えるか心配と思われている方は、心配無用です。
エクセルと言っても、指示通りセルに金額などの情報を入力するだけです。パソコンを使って文字入力が出来れば問題なしです。
領収書の必要な情報を入力すれば、最終的に1年間にどれだけ医療費を使ったかが勝手に計算されるんです。
こんな便利なフォーマットなら使わない手はありません。
医療費集計フォームを使ってみよう
では、領収書を用意したら早速医療費集計フォームを使ってみましょう!
確定申告書作成コーナーから医療費集計フォームをダウンロードします。
あとは、ダウンロードしたエクセルを開いて必要事項を入力していきます。
医療を受けた人、病院・薬局などの名称は医療費の領収書に記載してあるので、それを入力します。
次に医療費の区分の該当するセルを選択すると右側に「▼」ボタンが出てくるので、そのボタンをクリックし「該当する」を選択します。
そして支払った医療費の金額を入力します。
すると、勝手に合計金額が計算されます。いちいち、自分で1枚1枚領収書をめくりながら電卓をたたく必要はありません。
どこまで計算したかわからなくなったりすることもありません。
ひたすら、領収書の情報を入力だけでいいんです。
とっても簡単です!
医療費通知(医療費のおしらせなど)を提出し、医療費控除をうける方法もあります
医療費通知(医療費のおしらせなど)の原本を提出することで、医療費の明細書を簡単に作成する方法あります。
この場合は、
緑の丸で囲った部分に、医療費通知の書いてある金額を入力するそうです。複数枚ある場合は、合計金額を入力します。
しかし、私はこの方法で今まで確定申告を提出したことがないので、説明は省かせてもらいます。
この方法についての詳細は、国税庁のホームページをご覧ください。
医療費集計フォームを使ってみての感想
医療費集計フォームを使ってみて、特に難しい操作は何一つありません。
パソコンで文字入力が出来れば、問題なく使えると思います。
領収書の枚数が多いと、少し手間かもしれませんが、電卓で計算するのと違い、間違えて最初からやり直しや、今どこまで計算したのか分からなくなってやり直しがないのが良いと思います。
手で計算すると、数が多ければ多いほどミスがおきそうですが、この集計フォームの場合は入力する金額さえ間違えなければ、合計金額は勝手に計算してくれるので、本当に助かります。
医療費集計フォームを入力し、源泉徴収票が手元にきたら、確定申告書の作成に取り掛かれます。
確定申告書の詳しい書き方は、下記の記事をご覧ください。