先日、自宅で簡単に出来る健康診断をしました。
その結果が、続々と送られてきています。
また同時に、人生初の人間ドックにも行ってきました。
その結果も送られてきました。
これらの検査結果を見ていて思うことがあります。
それは、医療用語って難しいということです。
例えば血液検査の検査項目の名前を見ても、わからないものが多いんです。
「結局その項目が基準値からはずれていたら、どこが悪いの??」というものが、かなりあります。
もちろん、全部がそうだというわけではありません。
例えば、ヘモグロビンが少なければ貧血、白血球の数が多ければ感染症の疑いなど、わかるものもあります。
が、どちらかと言えばわからないものの方が多いです(汗)
なので、血液検査から何が分かるのかを自宅健康診断の結果や人間ドックの結果についてきた資料などの情報からまとめてみることにしました。
血液検査の検査項目一覧からわかること
血液一般
表示 | 読み方 | 異常値の意味 |
---|---|---|
WBC | 白血球 | 感染の時増える |
Neutr. | 好中球 | 細菌などの異物から体を守る働き |
Baso. | 好塩基球 | アレルギーに関与した働き |
Eosino. | 好酸球 | アレルギーに関与した働き |
Lypho. | リンパ球 | 生体に侵入した異物を免疫機能によって排除 |
Mono. | 単球 | 殺菌作用や免疫反応に関与 |
RBC | 赤血球 | 貧血の指標 |
Hb | ヘモグロビン | 貧血の指標 |
ヘマトクリット | ヘマトクリット | 血液のうち赤血球が占める割合 |
MCV MCH MCHC |
MCV MCH MCHC |
赤血球の大きさや色などを示す指数 |
PLT | 血小板 | 血小板減少症、肝臓病など |
肝機能・蛋白代謝
表示 | 読み方 | 異常値の意味 |
---|---|---|
T-BIL | 総ビリルビン | 肝臓(黄疸の指標) |
AST | GOT | 肝臓(肝細胞障害) |
ALT | GPT | 肝臓(肝細胞障害) |
LDH | LDH | 肝細胞・心筋・赤血球など |
ALP | アルカリフォスファターゼ | 肝臓(胆道障害)や骨のマーカー |
γ―GTP | ガンマGTP | 胆道疾患や飲酒に関係 |
Ch-E | コリンエステラーゼ | 肝臓の蛋白合成能の指標 |
TP | 総蛋白 | 栄養、免疫状態 |
ALB | アルブミン | 栄養状態、肝臓、腎臓等 |
「AST」、「ALT」は、肝臓が障害されると上昇する酵素です。
「γ―GTP」は、アルコールの飲みすぎや薬剤の反応、脂肪肝の場合に上昇します。
血液中の「総蛋白」は全身の栄養状態を反映し、とくに「アルブミン」は肝機能の余力を表しています。
脂質代謝・尿酸
表示 | 読み方 | 異常値の意味 |
---|---|---|
T-CHO | 総コレステロール | 動脈硬化の危険因子 |
HDL-CHO | HDLコレステロール | 善玉コレステロール |
LDL-CHO | LDLコレステロール | 悪玉コレステロール |
TG | 中性脂肪 | 動脈硬化の危険因子 |
UA | 尿酸 | 痛風に関係 |
「LDLコレステロール」は悪玉とも呼ばれ、高値の場合、心筋梗塞や脳卒中をおこすリスクになります。
また、新しい指標として「LDLコレステロール(悪玉)÷HDLコレステロール(善玉)」の「LH比」も注目されています。(正常値は2以下)
腎機能
表示 | 読み方 | 異常値の意味 |
---|---|---|
BUN | 尿素窒素 | 腎臓の機能検査 |
Cr | クレアチニン | 腎臓の機能検査 |
e-GFR | e-GFR | 腎臓のろ過機能 |
Na | ナトリウム | 血清の浸透圧や体内の水分バランスを調節 |
K | カリウム | 神経や筋肉の働きに作用 |
Cl | クロール | 水分平衡,浸透圧の調節など |
一般的に「e-GFR」値が60(mL/分/1.73㎡)未満を持続していると慢性腎臓病の疑いが高くなります。
糖代謝
表示 | 読み方 | 異常値の意味 |
---|---|---|
FBS | 空腹時血糖 | 糖尿病の指標 |
HbA1C | ヘモグロビンA1c | 糖尿病の指標 |
空腹時の「血糖値」は110㎎/dL未満が正常です。126㎎/dL以上である場合や、随時血糖(食後の血糖など)が200mg/dL以上ある場合は、糖尿病の可能性が高まります。
腫瘍検査・その他
表示 | 読み方 | 異常値の意味 |
---|---|---|
CEA | CEA | 胃、大腸、膵臓、胆道、肺などの腫瘍マーカー |
CA19-9 | CA19-9 | |
p53抗体 | p53抗体 | 早期ガンリスク |
CA15-3 | CA15-3 | 乳がんリスク |
PSA | PSA | 前立腺癌の腫瘍マーカー |
AFP | AFP | 肝癌の腫瘍マーカー |
CRP | CRP | 炎症反応 |
人間ドックと自宅健康診断の結果公開します
人間ドックの結果はコチラです。
人間ドックで基準値から外れていた項目は、血小板、K、γーGTPです(汗)
自宅で簡単に出来る健康診断の結果は以下の通りです。
血糖値に軽度の異常がみられました(泣)
しかし、こられの異常が見つかった項目ですが、人間ドック及び自宅健診のお互いの検査で引っかかったわけではありません。
なので、そこまで気にしなくてもいいのかな。
しかし、次に人間ドックや自宅健診をする時までには正常値になるように生活習慣を見直していこうと思います。
血液検査の名称などをまとめてみての感想
今回、血液検査結果をもらってみて、血液検査項目の名称やその働きをまとめてみて、医療用語は難しいって本当に思いました。
そして、ほんの少しの血液から体の中の色んなことが分かるんだと驚きました!!
今回、人間ドック、自宅健診をして少しの異常値が認められたことから、今後も定期的に健診をしていこうと思いました。
やっぱり、早期発見が大事だと思うので!