子供たちに人気の「ぜったいに おしちゃダメ?」の絵本をご存知ですか?
本屋さんの絵本コーナーにも山積みされている、人気の絵本です。
今回は、この絵本を我が家の次男と次女に読み聞かせてみて感じたことを書いていこうと思います!
- 「ぜったいに おしちゃダメ?」を読んでみようと思ったのは?
- 本の内容は?
- まずは次女(2歳8ヶ月)に「ぜったいに おしちゃダメ?」を読み聞かせます。その反応は?
- 次男(5歳5ヵ月)に読み聞かせた反応は?
- 「ぜったいに おしちゃダメ?」を読んでみての感想
「ぜったいに おしちゃダメ?」を読んでみようと思ったのは?
それは以前、テレビ(世界一受けたい授業)で紹介されていて、気になったからです。
2019年1月26日に放送された「2019年に読んでほしい絵本」の授業でお勧めの絵本が数冊紹介されました。
その中の1冊に、この「ぜったいに おしちゃダメ?」が入っていました。
それまで、この絵本の存在を知りませんでした(汗)
テレビで子供たちがとっても楽しそうにこの絵本を読んでいる映像が流れます。
「そんなに子供に人気があるんだ。だったら、我が家の子供たちにも読んでみようかな」と思ったのがこの「ぜったいに おしちゃダメ?」を読んでみるきっかけです。
ちなみに、この授業で紹介された他の本は以下のものです。
「おしっこちょっぴりもれたろう」ヨシタケ シンスケ
「たべてあげる」ふくべ あきひろ(著)/おおの こうへい(イラスト)
「どんなかんじかな」中山千夏(著)/和田誠(イラスト)
「ノンタン」キヨノ サチコ
ノンタンは我が家の子供たち皆大好きで、何冊か家にあります。
ちなみに、一緒にテレビを見ていた次男は「たべてあげる」の紹介を見ていて「ママ、この話怖いから、チャンネル変えて!」と恐怖に引きつった顔で言ってました。大人でも少し怖い内容だったので、こんな絵本があるんだと衝撃を受けました(汗)
本の内容は?
さて、この絵本の内容を簡単に説明します。
まず、本を開くと本を読むルールが書いてありました。
それは、本に書いてあるボタンを「ぜったいにおしちゃダメ」と言うことです。
この絶対に押してはいけない赤いボタンをラリーというモンスター(?)が「押したらどうなるんだろう?」や「押しちゃおうか?」を押すように誘惑してきます。
誘惑に負けて押してしまうと、ラリーの色が変わったり、水玉模様になったり、数が増えたりしていきます。
そして、ラリーを元に戻すために、本を振ってラリーの数を減らしたり、お腹をさすって、元の色に戻してあげます。
ざっくり説明すると、こんな流れの絵本です。
これが、子供たちに大人気のようなんです。
では、我が家の子供たちも楽しんでくれるでしょうか?
早速読み聞かせをしてみました。
まずは次女(2歳8ヶ月)に「ぜったいに おしちゃダメ?」を読み聞かせます。その反応は?
まず、最初に2歳8か月の次女に読んでみました。
ちなみに、我が家の子供たちは絵本の読み聞かせを静かに聞いてくれます。
さて、どんな反応をしてくれるでしょうか?
本の最初に書いてあるルール(赤いボタンを絶対に押しちゃダメ)を読み聞かせました。
次女は「わかった」とボタンは気になりますが、絶対に触ろうとしません(笑)
本を読み進めて、とうとう誘惑のページにやってきました。
ラリーから赤いボタンを「押してみようか?」と誘われます。
しかし、次女絶対に押そうとはしません。
押してくれないと次のページに進めないので、私からも「どうする?ちょっとだけ押してみる?」と聞いてみました。
それでも、「押しちゃダメ」と頑なにボタンを押そうとしません。
「じゃあ、ママが押してみるね」と言っても「ダメ。押しちゃダメなの」と言って、私の手を握って押させてくれません。
次女は2歳8か月ですが、ルールを理解して、きちんと守れるんだと嬉しくなりました!
しかし、絵本はこのままだと読み進めていくことは出来ません(汗)
とりあえず、「これは絵本だからボタン押しても大丈夫なんだよ」と説明して、なんとかボタンを押させてもらいました。
ボタンを押すと、ラリーの色や模様が変わり、数が増えたりした場面では笑顔も見れた次女。
ちなみに、絵本のボタンは絶対に自分では押さないので、私が押していました。
ただ、ラリーを元の状態に戻すために、絵本を振ったり、お腹をなでたりするのは次女も参加してくれました。
絵本を読み終わった時の次女の顔を見ると、安心したような顔をしていました。
「もう1回読もうか?」と聞いたのですが、「もういい」と言われてしまいました(笑)
ちなみに、次女は絵本を本棚にしまうときも、表紙に書いてある赤いボタンを間違って触らないように、慎重に収めていました(笑)
次男(5歳5ヵ月)に読み聞かせた反応は?
さて、続いては次男に読み聞かせてみました。
次女、同様にまずはこの本のルール(赤いボタンを絶対に押しちゃダメ)を読み聞かせます。
本をどんどん読み進めて、とうとう誘惑のページにきました。
ラリーが「ボタンおしてみようか?」と誘ってきます。
次男はどう反応するでしょうか?
「押してみる?」と聞いてみると「押しちゃダメって言われてるから、押さない」と言われました。
次男も次女、同様にルールをきちんと守れることが判明しました!
ただ、次女と違ったのは私が何回か押してみたらと誘うとボタンを押してしまったことです。
次女と違って年齢が上がっている分、絵本の中の話だから押しても大丈夫と思ったんでしょう。
押してからの絵本の続きは、とても楽しそうに見てくれましたし、参加してくれました。
「ぜったいに おしちゃダメ?」を読んでみての感想
「ぜったいに おしちゃダメ?」を読んで感じたことは、本のルールで「絶対に押しちゃダメ」とあるのに、押さないと読み進めていけないのに困りました。
ルールを破ることが、大前提に書かれてあります。
絵本だから、それくらいいいじゃんと言われればそれまでなのですが。。。
我が家の、次男と次女は約束を忠実に守ろうとしていました。
これは、これで「ルールが守れるのは良いことだよ」もっと褒めてあげれば良かったなと反省しています。
本を読み進めるために、特に次女を説得してボタンを押したのは、今思えば失敗だったかなと思いました。
「ルールは守らないとね」と言って、そこで絵本を読むのをやめても良かったのかもと今は思います。
我が家の次男と次女には不向きの絵本だったなと思いました。
|