子ども4人のドタバタ日記

男の子2人、女の子2人の4児の母が、子どものことや日々の生活のドタバタを書き綴ってます。

広島県北部(備北地方)の郷土料理 ワニ料理を食し、備北丘陵公園のイルミネーションを見に!(広島県北の旅その2)

先日、広島県北部の旅へ行ってきました。

今回は、その続きワニ料理や備北丘陵公園のイルミネーションについて書いていこうと思います。

前回の旅についてはコチラをご覧ください。

treport.hatenablog.com

みよしのご当地グルメ「わに(サメ)」を食す! 

みよし風土記の丘を後にして、次は備北地方の郷土料理「わに料理」を食べに行くことになりました。

せっかく、備北地方まで足を延ばしたので、ご当地の物を食べてみたいと話し合った結果、「備北地方と言えばワニ料理じゃろ」と旦那が提案し、満場一致で決まりました。

旦那と長男、長女、次男は食べたことがあるのですが、私と次女はワニ料理は初めてです。

 

ちなみにワニ料理と言っても、川の中にいる爬虫類のワニ(鰐)のことではありません。

備北地方でワニと言えば、サメのことを指すんです。

因幡の白兎の話に出てくるサメは古語で和邇(わに)と表されており、現在でも備北地方では鮫のことを「わに」と呼んでいるようです。

 

ワニ料理が食べられるようになった歴史は以下のようです。

天保5年(1834年)に山陰の行商人が三次地方で「ワニの焙り串」を売っていたという記録があるが、江戸時代にはワニの刺身を食べる習慣はなかった。一方、江戸時代から清への輸出のため俵物三品は積極的に漁獲活動が行われ、明治になると1892年頃から石見地方でもふかひれを得るため本格的なサメ漁が始まった]。朝鮮半島沿岸などでサメ漁を既に盛んに行っていた山口県や大分県などの漁民はヒレを切った後のサメ肉を海中に投棄していたが、山陰の漁民は近場で操業する事もあってサメ肉を持ち帰り、内陸部に販売するようになった。 江戸時代に整備された銀山街道を経て、夜通し荷車を引いて歩く行商人によってサメ肉は五十猛港から中国山地の奥まで輸送された。海産物は干物か塩漬けしか入手できなかった住民に無塩のサメ肉は歓迎されたという。1900年代に入るとトラックも輸送に使われ、この頃から「ワニの刺身」が食べられるようになった。第二次世界大戦前までは、「腹がつべとうなる(冷たくなる)ほど『わに』を食べたい」という言葉があるほど好まれていたという。 1950年代にはまだ備北地域では電気冷蔵庫は普及しておらず、安価な事もあってワニの刺身はハレのご馳走として食べられていた。また、鮮度が落ちたものや頭部などは煮こごりにしていたという。電気冷蔵庫が普及し、スーパーマーケットでサメ以外の新鮮な魚介類が販売されるようになると、ワニ料理の地位は相対的に低下した。一方で、1986年には口和町(現・庄原市)にワニ料理の専門店が開店している。 現代でも備北地域におけるサメの人気は根強く、「『わに』が無いと祭りも正月も来ん」といわれる。三次市や庄原市等の市内の寿司屋で、メニューに並ぶこともある。 

Wikipediaより引用

 

さて、わには一体どんな味がするのでしょうか!

期待と不安を胸にお店に向かいました。

わにぐるめのフジタフーズで 初「わに料理」!

行ったお店はわにぐるめで有名なフジタフーズさんです。

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店内に入り、わに料理を探します。

すると、わにの刺身を発見。

これを購入して帰ろうか。でも家まで少し距離があるけど大丈夫かなどと相談していると、「わにバーガー」なるポスターを発見!

刺身じゃなくて「わにバーガー」にしよう!ということで、注文しました。

出来上がりを待っていると、お店の方が温かいお茶と、わにの皮の酢の物を出してくださいました。

わにの皮はプリプリしていて、とても美味しかったです。

旦那が、店内でわにの刺身を食べることは可能か聞いてみると、「大丈夫ですよ」と言っていただいたので、わにの刺身を食べることにしました!

 

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わにの刺身は薄いピンク色をしていました。

「ショウガをつけお醤油をつけて食べると美味しいですよ」とお店の方に教わり、やってみます。

わにの刺身は、癖がなくとても美味しかったです。

私は勝手に、サメは臭みがあると思っていましたが、臭みは全くなく、甘みのある身にショウガ醤油が効いてとっても美味しかったです。

子どもたちは、「美味しいね、美味しい」と言いながらパクパクと食べていました。

刺身を食べている間に、わにバーガーが出来上がりました。

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サメの絵のパッケージがかわいらしい!

さて、お味はというと。。。

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肉のハンバーガーと比べると、さっぱりしていました。

キャベツなどの野菜もたくさん入って、とってもボリュームたっぷりでしたが、ぺろりと食べることが出来ました!!

 

わに料理、最高に美味しかったです!

フジタフーズさんには、これ以外にもたくさんのわに料理がありました。

「わにぷりん」や「わにでがんす」、「わにウインナー」、「わにまん」などなど。

他にも、色々食べてみたかったのですが、お腹がいっぱいになったので、また食べに行ってみたいと思いました。

ちなみに、子供たちは「車の中で食べる」と言って「わにサブレ」を買っていました。

わにサブレも美味しかったそうです。

備北丘陵公園へイルミネーションを見に出発!

フジタフーズさんを出ると、もう日も暮れかけていました。

このまま帰宅しようかと子供たちと話し合ったのですが、「せっかくここまで来たから、備北丘陵公園イルミネーションを見て帰りたい」との要望が!

どうやら子供たち、みよし風土記の丘でイルミネーションのパンフレットを見つけていたみたいです。

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よーくパンフレットを見てみると、その日は花火も上がるとのこと。

子どもたち、花火と聞いて「早く、間に合うようにいかなきゃ!」と張り切っています。

 

ちなみに、花火の時間は18:00~19:00の間に約3分間(100発)と書いてありました。

新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、密な状況にならないように打ち上げ開始時間はシークレットで開催しているようです。

 

フジタフーズさんから備北丘陵公園までは車で約20分ほど。

十分に18:00までに備北丘陵公園に着けそうです。

 

子どもたちの要望に応え、旅の最後に備北丘陵公園のイルミネーションを見に行くことにしました!

大渋滞に巻き込まれる!

順調に備北丘陵公園に近づいていきます。

花火には十分間に合いそうだね。楽しみだね!」と子供たちと話していました。

が、備北丘陵公園まで残り2㎞ほどになった辺りから、車がほとんど進まなくなりました。。。

大渋滞発生です。

多くの方が備北丘陵公園のイルミネーションを見に行っているようで、備北丘陵公園までの道が大渋滞になっていたのです。

 

カーナビの目的地到着時間だけ、どんどん伸びていきますが、一向に車は進みません。

そうこうしているうちに、18:00も過ぎてしまいました。。。

もう花火は無理だねと諦めていたら、子供たちが窓の外を指さし「あっ、花火!花火が上がっとる!」と叫びます。

指がさしている方を見ると、備北丘陵公園のある辺りの空に花火が上がっています!

イルミネーションを見ながら花火を見ることは出来ませんでしたが、諦めていた花火が見れて子供たちは満足そうでした。

 

花火は上がり終わったのですが、渋滞は終わりそうにありません。。。

 

そんな中、長男と次女がトイレに行きたいと言い出しました。。。

周りを見ても備北丘陵公園までの途中にコンビニなどのお店もありそうにありません。

旦那が「この調子なら歩いて行った方が早いかも。歩いて公園まで先に行っとき」というので、私が長男、次女を連れて、トイレを求めて徒歩で公園に向かうことにしました。

 

渋滞で動けない車を横目に、スタスタと歩いて公園に向かいます。

あっという間に公園につき、無事園内に入りトイレに間に合いました(笑)

 

長男と次女と公園内を散策しながら旦那たちの到着を待ちます。

イルミネーション会場を1周し終わる頃、やっと旦那たちの車も到着し、家族でイルミネーションを見て回りました。

備北丘陵公園のイルミネーションはとっても綺麗!

備北丘陵公園のイルミネーションは主に3つの会場に分かれて開催されていました。

まずは、中の広場。

テーマは「銀河鉄道の夜」です。

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ここには、大きなイルミネーションのツリーや、三次もののけミュージアム 連携イベントのもののけイルミネーションがありました。

 

続いて、ひばの里エリア。

このエリアのテーマは「NIPPON」です。

日本の伝統的な旅先の情景をイメージしたイルミネーションがありました。

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3つ目は、花の広場です。

このエリアのテーマは「ミラーボーラー宇宙の彼方へ」です。

このエリアのみ別途入場料金(大人/500円、こども/100円)が必要でした。

「せっかくじゃけん入ろう!」と子供たちが言うので入場してみました。

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コンセプトは「宇宙都市」ということで、幻想的な近未来的な感じのするイルミネーションでした。

 

大渋滞を乗り越えてやってきた備北丘陵公園のイルミネーションに子供たちは大満足!!

 

終始、「わぁ、きれいじゃね。すごいねぇ」と喜んでいました。

広島県北の旅のまとめ

今回の広島県北の旅は、みよし風土記の丘わに料理備北丘陵公園のイルミネーションと3か所を回りました。

日本の歴史に触れ、郷土料理を食べ、そして、幻想的な景色を見れる、内容盛りだくさんの旅になったと思います。

 

子ども達4人とも喜んでくれ、とても楽しい1日になりました。

ちなみに、はしゃぎすぎた子供たちは帰りの車中で爆睡していました(笑)

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