新選組大好きの長女、やっと新選組に関する史跡をめぐる京都への旅に行けました!!
今回は、この京都の旅について書いていこうと思います。
新選組大好きな長女の夢!それは京都へ行くこと!
我が家の長女は新選組が大好きです。
新選組への愛が強すぎ、日本刀にまで興味を持ち始めています!
そんな長女は、新選組が活躍した京都へ、ず~っと行きたいと言っていました。
連れて行ってあげたいとは思いながらも、コロナ禍の中、なかなか機会がありませんでした。
しかし、今年(2022年)のGWに京都に行けることに!!
というのも、ちょうど旦那が長期海外出張からGW中に帰ってきたからです。
長い間家を空けていたので、子供たちに家族サービスをしなければと考えていた旦那。
長女が「京都に行きたい」と言っていたのを知っていたので、無事隔離が終わったら京都に連れて行くと約束していました。
長女は大喜び!!
長女、とうとう念願の京都へ行けることになりました!!
ちなみに、長男は残念ながら部活動が。。。
次男と次女は、長女ほど新選組の史跡に興味なし。。。
私は、次男や次女が行かないので必然的に行けません(泣)
私も京都に行きたかったのに。。。
ということで、長女と旦那の父娘2人旅になりました。
出発前からテンションMAXの長女
さて、京都旅行が決まってから、長女のテンションはMAXです!
いつも以上に饒舌(笑)
色んな本を見ながら、どこに行こうか悩んでいます。
「あ~、どこに行こうか!行きたいところがありすぎて決められんよ。あ~、どうしよう」と言いながら本を見ながらニヤニヤしています。
旦那から、「パパは新選組のことよく知らないから、行く場所とか決めて【旅のしおり】作っといてよ」と頼まれていました。
が、行きたいとことがありすぎる長女は、なかなか候補地が定まらず 旅のしおり が作れません。。。
みるに見かねた旦那が「絶対に行きたい場所、出来れば行きたい場所をピックアップして。パパが旅程考えるけん」と長女に行っていました。
そこから、旦那がどの場所から見て回るかを決め、出発前日の夕方にやっと旅のしおりが完成しました!
出発は朝早かったので、「あ~、早く寝なきゃ!でも興奮して寝られん!」と寝る直前まで興奮気味に喋り捲ってた長女ですが、布団に入って数分後には、もう寝てました(笑)
父娘、新選組を巡る京都旅!
では、長女の新選組を巡る京都の旅を写真とともに書いていきます。
朝早い新幹線に乗って京都へ出発しました。
1.京都駅到着
京都駅に到着です。この日は晴れ!
絶好の旅日和です。
駅前にあるバス乗り場で、バス・地下鉄乗り放題1日券を購入します。
京都駅からバスに乗ってまずは島原大門へ出発です。
2.島原大門
バスを「島原口」で降りて、島原大門に向かいます。
島原は、江戸時代に公許の花街として発展してきました。
この、とげとげした垣は「さらば垣」というそうです。
ちなみに、長女は「150年ほど前には新選組隊士がこの門を行ったり来たりしていたんだなぁ」と思いながら、この門を何度も行ったり来たりしたそうです(笑)
2.輪違屋
この建物は、島原にある「輪違屋」という置屋兼お茶屋だそうです。
創業は元禄で、今も営業を続けているそうです。
3.角屋
上の写真は、角屋です。
角屋は、島原花街で営業していた揚屋だったそうです。
ここで長州藩士の久坂玄瑞が密議をしていたそうで、石碑もありました。
4.壬生寺
島原から壬生寺までは歩いて行ったそうです。
壬生寺は、長女が最も行きたがっていた場所です。
壬生寺は、新選組隊士たちの訓練場として使用されていたそうです。
さらに、境内には新選組隊士(11人)の墓もありました。
長女に、「誰の墓があったの?有名な人を教えて」とお願いすると、「11人全員有名だよ!」と注意されました(汗)
近藤勇や芹沢鴨などの墓があるそうです。
近藤勇は墓というよりも胸像と遺髪塔だったそうです。
5.新徳禅寺
その後壬生寺の近くにあった新徳禅寺へ。
このお寺は、「浪士組を江戸から京都へ率いてきた清河八郎が、浪士たちを前に演説をを行った場所だよ」と長女から教えてもらいました。
6.八木邸
次は長女が、この旅でもっとも行きたかった場所八木邸です。
ここで長女は、ガイドつきで八木邸を見て回ったそうです。
詳しくガイドしてくださったようで、帰宅した長女は興奮しながら八木邸について語ってくれました(笑)
このガイドつき拝観には、抹茶と屯所餅つきもついています。
もちろん、この抹茶や屯所餅も美味しく食べたそうです。
7.旧前川邸
この旧前川邸も八木邸同様に新選組の屯所として使われた場所です。
この旧前川邸は住居として使われているため公開はされてないそうです。
8.光縁寺
光縁寺は、新選組の副長だった山南敬助の墓があります。
山南さん以外の隊士の墓もあるそうです。
9.清水寺
壬生寺付近からバスに乗って清水寺に移動します。
清水寺は、新選組には関係ありませんが長女が行きたかった場所の一つです。
というのも、長女は名探偵コナンも大好き!!
そんなコナンのお話(紅の修学旅行)で、清水寺が出ていたので、行きたかったそうです。
長女に清水寺の感想を聞いてみると、「あんなに清水の舞台が高いと思わなかった!江戸時代の人は、願掛けで清水の舞台から飛び降りた人がいるって聞いてたから・・・なんであんなに高い場所から飛び降りようと思ったんじゃろう?」と言ってました。
清水の舞台を下から見上げた写真です。
10.京都御所
続いて京都御所に向かいます。
京都御所は、旦那が行きたかった場所です。
なので長女、最初は京都御所に興味を示していませんでした。
しかし、「御所だよ!平安時代に紫式部や清少納言が源氏物語や枕草子書いたとこだよ」と言うと、日本の古典文学好きの長女、食いついてきました(笑)
それに、「幕末の蛤御門の変があった門もあるじゃん!」と言うと、やっぱり「京都御所も行く!」と納得して京都御所に行くことになりました。
まずは、蛤御門へ。
長州藩との戦いがあったところです。
門には、当時の戦闘の跡が残っていました。
赤く〇で囲んだところが弾痕です。
その後、御所内を見て回ります。
御所の中はメチャクチャ広かったと言っていました。
御所の紫宸殿を見た時には、その建物の佇まいなど、「とても荘厳ですごかった」と言ってました。
「そんな場所で、枕草子とか源氏物語とかが書かれたって考えたら納得?」と聞くと、「うん。分かる気がする」と言ってました。
ここは蹴鞠の庭だそうです。
御内庭はとてもきれいで、癒されたと言ってました。
さらに、「あんな庭のある家に住みたい」とも言ってました(汗)
11.西本願寺
次は、西本願寺へ行きます。
西本願寺は、八木邸などを屯所としていた新選組の隊士の数が増えたため屯所を移転した移転先です。
この西本願寺の太鼓楼などを屯所として使用していたそうです。
12.天満屋
天満屋事件は、海援隊士・陸援隊士(陸奥陽之助のちの陸奥宗光)らが油小路の旅籠・天満屋を襲撃し、紀州藩士 三浦休太郎を襲った事件のことです。
紀州藩は、新選組に三浦の警護を依頼し、襲撃の際には新選組との斬り合いになりました。
結局、三浦を討取ることは出来なかったそうです。
跡地には石碑がありました。
13.油小路
油小路の変は、新選組と御陵衛士の抗争事件のことです。
この時、御陵衛士の伊東甲子太郎や藤堂平助が打たれました。
伊東甲子太郎は、元新選組の参謀でしたし、藤堂平助は新選組結成以前からの仲間でした。
その後、考え方の違いから新選組を離脱し、御陵衛士となります。
元々新選組の一員だった御陵衛士と新選組の抗争があり、ここは伊東甲子太郎らが殉職した地です。
14.不動堂村屯所跡
八木邸から西本願寺へと移転した屯所ですが、その後不動堂村へ移転したそうです。
長女が言うには、「この碑、ホテルの中にあったよ」とのことです。
調べてみると、どうやらリーガロイヤルホテル京都の入り口にあるようです。
「次京都に行くときは、このホテルに泊まって、もっとゆっくり新選組巡りがしたい」と言ってました。
15.京都タワー
せっかく京都に来たので、京都タワーに上って、京都の町を一望したそうです。
「たくさんのお寺が見れたよ」と言ってました。
16.池田屋
最後に、池田屋の跡地に行ったそうです。
今は居酒屋になっているようで、ここで夕飯を食べました。
店内はこんな感じで、旅籠の雰囲気が感じられるようになっていたそうです。
ちなみに、ここで出てきたコースターや箸袋を、長女は大事に持って帰ってきていました。
食後のデザートに「新選組出陣」という誠の字が入った煎餅と5色の餅とアイスのついたものを頼んだそうです。
「美味しかったぁ」と言ってました。
17.京都駅
今回の日帰り弾丸京都旅行もとうとう最後になりました。
同じ京都駅ですが、京都タワーがライトアップされていることで、朝と夜では顔がだいぶ違う感じがします。
最後に、少し京都駅を堪能して帰ってきました。
長女帰宅
京都旅行から帰宅した長女、1日で色々な所を見て回ったので、かなり疲れて帰ってきました。
が、メチャクチャ楽しかったようで、撮ってきた写真を見ながら、京都の感想を色々と話してくれます。
今まで以上に、深い知識を得て帰ってきたように思います。
やはり、歴史は本で見るだけでなく、実際にその場所に行き体験することでより理解度が増すように思います。
一通り、感想を話し終わると続いて京都で購入した新選組グッズの紹介タイムが始まりました(笑)
長女の購入した新選組グッズについては、コチラをご覧ください。