子ども4人のドタバタ日記

男の子2人、女の子2人の4児の母が、子どものことや日々の生活のドタバタを書き綴ってます。

現存する唯一の山城 備中松山城に行ってきました!可愛い猫城主に子供たちメロメロでした!

7月の3連休にプチ旅行で岡山県高梁市にある「備中松山城」に行ってきました!

今回は、このプチ旅行について書いていこうと思います。

思い付きで日帰りプチ旅行へ!

7月の3連休、特に予定もなくダラダラと過ごしていました。

せっかくだしどこか遠出したいねと家族で話し合った結果、プチ旅行に出かけることに!

何も計画を立てていなかったので日帰りで行ける所へ!

どこへ行こうかと子供たちと話し合います。

我が家の子供たちは日本史好きで、今 御城印集めにハマっています

という事で、行きたい所がお城ばっかり(笑)

以前も、御城印のために姫路城に行ってきました。

treport.hatenablog.com

 

子供たちの口から出てきたお城は、

松山城

備中松山城

赤穂城

松江城

などなど

 

話し合いの結果、今回は現存12天守の1つである「備中松山城」に行くことに決定しました!

備中松山城とは

備中松山城は岡山県高梁市にあるお城で、現存12天守の1つで唯一の山城です。

臥牛山(がぎゅうざん)の小松山の山頂(標高約430m)にあります。

この城の歴史は古く、鎌倉時代の1240年に秋庭三郎重信により臥牛山のうちの大松山に砦が築かれたことに始まるそうです。

秋から春にかけての早朝には雲海が広がり、条件によっては雲海に浮かぶ備中松山城を見ることも出来るそうです。

いざ、備中松山城へ!

さて、車に乗り込み備中松山城へ出発です。

カーナビに情報を入力し、ナビに沿って車を走らせます。

ナビの指示通りに進めば特に道に迷うことなく行けると思います。

ただ、山城だけあって、城に近づけば近づくほど道が狭くなりました。

離合できるんだろうか?と不安になる場所もありましたが、無事「城まちステーション(5合目)」に到着しました。

 

私達が訪れた日はちょうど3連休中。

繁忙期という事もあって、自家用車では「城まちステーション」までしか登れませんでした。

ここから更に「ふいご峠」までは登城整理バス(大人500円)に乗り換えて登ります。

かなり狭い道をバスはどんどん登っていきます。

とうとう「ふいご峠(8合目)」に到着しました!

ふいご峠から天守までは山道を徒歩20分!

備中松山城に行くにあたり、あまり下調べをしていなかったのでここで予想だにしなかった事態に!

なんと、車を降りてから天守までは山道を歩いて約20分かかることが判明!!

山城だという事は知っていたの多少山道を歩くだろうと想像はしていました。

が、歩いたとしても、ほんの少しで道もきちんと整備されているだろうと思っていたんです。

が、まさか20分も山を登っていくなんて!!

しかも、道もかなり険しくボコボコしています。

山道の入り口には「ご自由にお使いください」と杖が置いてありました。

そう、杖が必要なくらいの山道なんです。

この日の旦那はというと、サンダルに短パン。

山道を登るのに全く適していない格好です。

大変な旅になるであろうと予想して、飲み物を調達していざ出発です。

最初のうちこそ楽しそうに登っていた子供たちも、途中から無口になってきました。

運動不足気味の私はというと最後尾を皆についていくのに必死でした。

 

この日はとても暑かったので、みんな大粒の汗を流しながら登っていきます。

途中、何度も水分補給の休憩を入れながら、登ること約20分やっと城が見えてきました!

振り返って山のふもとをみてみると、町がとっても小さく見えます。

かなり高くまで登ったことが分かります。

ここまで来れば、天守はもうすぐそこ!

最後の水分補給の休憩をして、さぁ出発です!

この休憩場所で、ベンチの上に猫のオブジェがあることを発見!

なんでこんなところに猫のオブジェが?と疑問に思っていると、旦那が「備中松山城には猫城主がいるんだって」と教えてくれました。

なんと!猫の城主が!!

それは早く会いたい!

猫好きの子供たちは大喜びです!

とうとう天守に到着!

とうとう天守入口に到着しました。

備中高松城の入城料は大人500円、小中学生は200円です。

入城して子供たちが真っ先に向かったのが、城主の所です(笑)

猫城主、座布団の上でくつろいでおられました。

とても人懐っこく、子供たちが近くに行っても逃げることなく大人しく座っています。

外にいて観光客を出迎えたり、管理人さんの事務所でくつろいだり自由気ままに過ごしておられます。

 

ちなみに猫城主のお名前は「さんじゅーろー」といいます。

なぜ「さんじゅーろー」なのかというと、新選組の七番隊隊長だった「谷三十郎」が備中松山藩出身だったため、谷三十郎にちなんでつけられたそうです。

それと、さんじゅーろーを見つけた場所が備中松山城の三の丸だったことが由来だそうです。

詳しくは猫城主さんじゅーろーのホームページをご覧ください。

さんじゅーろーが猫城主になるまでの物語も読めます。

 

新選組大好きな長女は谷三十郎にちなんでつけられたという事に、メチャメチャ食いついてきました。

 

子供たち4人全員、さんじゅーろーにメロメロでした。

管理人さんに許可をもらってナデナデさせてもらったり、管理人さんがさんじゅーろーのオモチャを貸してくださったので、それで遊んだりとたくさん触れ合うことが出来ました。

 

まだまださんじゅーろーを遊びたかったようですが、目的の天守にも登らなければ!

ということで、天守に登ります。

天守は二重二階建てです。

中に入ると登城スタンプがありました。

次男と次女は嬉しそうに押してました。

入ってすぐに「石落とし」が。

もし戦で攻め手が、ここまで山を一生懸命登ってきて、やっと城に着いたと思ったら、石が落ちてくることを想像したら、攻め手の心が折れそうだなと思いました。

 

1階に入ると「武者窓」が!

外からは見えにくく、内からは外の動きが良く見えるように工夫されていました。

 

さらに城の中にも「狭間」が。

 

ここで一番驚いたのが、天守閣内に「囲炉裏」があったことです。

私が今まで行ったお城の中で天守閣内で囲炉裏を見た記憶はありません。

戦国時代にこの城の激しい争奪戦が何度も繰り返された経験から生まれたそうです。

 

1階に1段高くなっている部屋がありました。

そこは「装束の間」といわれ籠城時の城主一家の居室床下に石を入れ隙間のないようにし、忍びのものでも侵入できないように工夫されていました。

 

続いて2階に登ります。

2階の窓からの景色はとてもきれいでした。

写真からもこの備中松山城の天守がどれほどの高さに建っているかよくわかると思います。

 

天守を隅々と観て、頑張って山道を登ってきた甲斐があったなと思いました。

あの辛い山道を登ったからこそ、天守からこの絶景が見れたんだと思います。

 

天守を後にし、猫城主さんじゅーろーにお別れをし、帰路につきます。

もちろん、登った山道を20分かけて下ります。

ゆっくりと怪我をしないように下り、バス乗り場のある「ふいご峠」まで戻りました。

バスに乗って、車を停めた「城まちステーション」に戻ります。

 

暑くて山道を歩くのはとても大変でしたが、綺麗な景色もみれ、可愛い猫城主にも会えとっても楽しかったです。

今回の旅の思い出

さて、この旅の主な目的は御城印を手に入れること

という事で、もちろん購入しました!

ちなみに御城印は「城まちステーション」にあるお土産屋さんでは購入できません。

天守に入る入城券を購入する窓口でしか購入できません。

なので、御城印を手に入れるためには20分山道を登っていく必要があります。

今回手に入れた御城印はコチラ。

まずは王道のタイプを購入。

帰宅したら子供たちはすぐに御城印帳に入れて保管していました。

 

続いては可愛い御城印(?)

 

さらに、長男の要望で城カードも購入しました。

 

他にも「城まちステーション」のお土産売り場でお土産を購入しました。

子供たちはさんじゅーろーグッズを購入していました。

長男と次男が選んだのはさんじゅーろーのクリアファイルです。

表は天守をバックにお昼寝をしているさんじゅーろーの写真。

裏は、さんじゅーろーのイラストです。

 

長女と次女はさんじゅーろーのキーホルダーを選びました。

 

後、次女にせがまれてさんじゅーろーのメモ帳とシールも購入。

 

今回のプチ旅行、子供たちも喜んで大成功でした!

猫城主さんじゅーろーの可愛さにメロメロになった子供たちは、またさんじゅーろーに会いに備中松山城に行きたいとまで言ってます!

【スポンサーリンク】