子ども4人のドタバタ日記

男の子2人、女の子2人の4児の母が、子どものことや日々の生活のドタバタを書き綴ってます。

岡山へプチ旅行へ行ってきました!目的は長女が行きたがってた『備前長船刀剣博物館』です!

10月の3連休を利用して岡山県へ日帰りプチ旅行へ行ってきました!

子供たち(特に長男や長女)は大喜びでした。

今回は、この岡山の旅について書いていこうと思います。

日本刀に興味を持ち始めた長女

以前もブログに書きましたが、最近長女が日本刀に興味を持っています。

treport.hatenablog.com

新選組が大好きな長女は、色んな隊士について調べていくうちに、隊士たちが持っていた日本刀にまで興味を持ち始めました。

「近藤勇の愛刀の名前知ってる?阿州吉川六郎源祐芳(あしゅう きっかわ ろくろう みなもとの すけよし)って言うんだよ!」と教えてくれます。

「日本刀って綺麗だよね。見に行きたいね」とずっと言っていました。

最近はNHKの趣味どきっ!水曜日に放送される刀剣Lovers入門を録画してまで見ています。

もちろん、テキストも購入済みです!

 

そんな長女が喜ぶだろうと思い、岡山県瀬戸内市にある「備前長船刀剣博物館」へ行くことにしました!

博物館は事前予約制!

さて、備前長船刀剣博物館へ行くにあたり、HPで場所などの情報を収集します。

すると、なんと博物館は新型コロナ対策のため事前予約制となっていました。(当日、予約状況に残数がある場合は予約なしでも受け付けてもらえるようですが)

ちゃんと前もって調べておいて良かったです。

 

事前予約サイトから、行く日と時間、人数などを入力し予約しました。

まだ残数があったので無事予約完了!

時間は少し余裕をもって予約しておきました。

(渋滞などで着くのが遅くなってはいけないので)

いざ備前長船刀剣博物館へ!

プチ旅行当日、予約時間に間に合うように余裕をもって家を出発です!!

出発前から長女は大興奮!!

道中の車内でもウキウキワクワクしていました。

余裕をもって家を出発したので、予約時間の30分ほど前に博物館に到着!

博物館のすぐ横にある ふれあい物産館で土産物などを見て少し時間をつぶして、入場しました。

入場時には、予約サイトから来た確認メールを印刷したものを見せればOKでした。

入館料は中学生以下は無料のため大人2名分の料金を払って入場です。

ちなみに入館券は刀剣博物館ならではの柄でした。

一緒に、館内のパンフレットもいただきました。

ちなみに、この博物館の受付で瀬戸内市の「マンホールカード」がもらえます

こういうカードを集めるのが好きな長男はお願いしてもらってました。

館内に入るとまずは「刀剣の世界」というコーナーに行きました。

ここでは、備前長船の歴史と備前刀、また日本の鉄と日本刀について映像などで解説しているコーナーです。

 

以前、長女と一緒に「NHKスペシャル 玉鋼に挑む 日本刀を生み出す奇跡の鉄」を見ていたのですが、玉鋼も展示してあり「テレビで見たあの作り方で作った玉鋼かね」と長女と一緒に話しながら鑑賞しました。

 

次男と次女には映像で説明してくれるこのコーナーが一番楽しかったようです。

 

映像コーナーで一通り、日本刀の事を学んだあと、いよいよ展示室へ!

 

展示室は1階と2階にあり、数多くの日本刀や鍔、柄、鞘が展示してありました。

 

長女は展示室前に置いてある「日本刀事始め」というパンフレットもらって、「日本刀についてめっちゃ詳しく書いてある!各名称とか分かりやすい」と嬉しそうでした。

ちなみに、私はこのパンフレットを見るまで知らなかったのですが、太刀と刀は違うものだそうです。

時代や反りの深さの違いで違うようで、展示の仕方も違っていました。

恥ずかしながら、今まで全く知りませんでした。

 

展示室では、刃文の見方の解説もあり、長男や長女は目線を合わせながら、「この刃文、メッチャ綺麗じゃない!」とか「こっちのも良いよ」と言いながら見ていました。

 

展示室には反りのない刀も置いてありました。

次男はどうやらこの反りのない直刀の方がかっこいいらしいです。

2階の展示室では、柄や鞘、鍔などが展示してありました。

どの作品もとても美しくて、惚れ惚れしました。

 

私たちが訪れた時は、特別展「令和の名刀・名工展 」の期間中でした。

公益財団法人 日本美術刀剣保存協会及び全日本刀匠会主催で、現在活動している全国の職人から作品を募り、作刀技術・研磨技術・外装技術の各部門において、厳正な審査を経た入選以上の作品を中心に展示をしていたようです。

​さらに参考出品として人間国宝の作品なども展覧していました。 

展示を一通り見終わると、続いて備前長船鍛刀場と備前長船刀剣工房を見学しました。

一通り、見終わってもう1度お土産を買いにふれあい物産館へ!

ここで、長女は「物語で読む日本の刀剣150」を購入していました。

 

折角なので備中高松城址へ

今回の旅のメイン備前長船刀剣博物館の観光が終わりました。

折角、岡山県まで来たので他にどこか観光しようということになり、城好きの子供たちのために岡山城へ行こうと調べてみることにしました。

長男が御城印を集めているので御城印も購入できて丁度いいかなと思って。

が、岡山城は令和3年6月から大規模改修のため休館中とのこと。。。

しかも、リニューアルオープンが令和4年11月3日。

kin-ujo.jp

ちょっと岡山に来るのが早かったかもしれません。。。

 

あと、岡山で有名なお城はとパッと思いついてのが、備中松山城と備中高松城です。

備中松山城は現存天守のお城で、備中高松城は豊臣秀吉の水攻めで有名なお城です。

備前長船刀剣博物館からの所要時間は備中高松城の方が短かったので、今回は備中高松城へ行くことにしました。

 

ただ、備中高松城は城はなく城址です。

そのことを子供たちに了承してもらったうえで備中高松城址へ向かうことにしました。

 

備中高松城址に到着しました。

ここは、今は公園として整備されていました。

城址には堤の高さを表す看板もありました。

折角なので、本丸跡地に行ってみます。

本丸跡地には、清水宗治公の首塚や辞世の句の石碑がありました。

ちなみに、小早川隆景大好きな長男は、毛利方の武将でだった清水宗治の辞世の句も覚えていて「おぉ~、『浮世をば 今こそ渡れ 武士の 名を高松の 苔に残して』 って辞世の句の石碑じゃ!」と興奮していました。

 

本丸に行く道中には蓮池がありました。

次は、蓮の季節に来たらきっと綺麗だろうなと思いました。

 

折角、ここまで来たので現存する堤の跡はないのか調べてみました。

すると近くにありました!

「蛙ヶ鼻築堤跡」です。

これはもう行くしかありません。

ちょっと道中分かりにくく、少し迷いながらでしたが、なんとか堤跡に到着しました。

跡地は、ここも公園として整備してありました。

目の前の少しこんもりした所が堤跡です。

堤の上に上ることもできます。

この堤は、明治期の鉄道工事に際して、堤防の土砂の大半が持ち去られてしまったそうです。

堤跡の上から、備中高松城址の方を撮影したものです。

 

公園には発掘調査跡の展示もありました。

 

この堤跡に興奮していたのは、長男です!

堤の上から「わぁ~すげ~」と言いながら、景色を見ていました。

 

ちなみに、次男と次女は公園の原っぱでバッタを採るのに夢中でした(笑)

 

ただ、今回の備中高松城址の観光で残念だったことが1つ。

それは、備中高松城の御城印が買えなかったこと。。。

備中高松城址公園内にあった資料館で購入できたようなのですが、到着した時点ですでに時間外だったため購入できず。。。

 

また機会があったら、もう1度備中高松城址を観光し、そのときこそ購入出来たらいいな。

帰宅後、阿州吉川六郎源祐芳について長女が気づいたこと!

楽しい岡山プチ旅行から帰宅後、長女が「ねぇ、ママ聞いて!」と慌ててやってきました。

気になっていた阿州吉川六郎源祐芳について、刀剣ワールドというサイトで調べていて気が付いたことがあったようです。

本打刀の作者である祐芳(すけよし)は、幕末から明治時代にかけて活躍した刀工。阿波国(あわのくに:現在の徳島県)出身で、備前国(びぜんのくに:現在の岡山県東部)長船の新々刀鍛冶・横山祐永(よこやますけなが)の門弟です。 

刀剣ワールドより引用

長女がここで気が付いたこと、それは近藤勇の刀を作った人物が備前国長船の刀鍛冶の門弟だったことです!

「この長船って、今日行った所でしょ!祐芳に関係のある場所じゃったんじゃね」ととても嬉しそうでした。

ちなみに、この師匠に当たる横山祐永ですが、刀剣博物館でもらったパンフレットの刀匠系譜を見てみると、長船派の中に「祐永」の名があります。

時代も江戸末期~明治初期辺りなので時代も合致します。

もしかしたら、祐芳の師にあたる人物のことかもしれません。

 

振り返り

今回の岡山プチ旅行を振り返ってみて、行けた観光スポットは、備前長船刀剣博物館と備中高松城址と2か所だけでしたが、子供たちはとっても喜んでくれたので大成功だったと思います。

また、歴史にもふれることができたので日本史好きの子供たちは楽しんでくれたと思います。

 

今回、行けなかった、備中松山城や岡山城にも行きたいと思うので、また岡山プチ旅行を企画したいと思います!

 

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