子ども4人のドタバタ日記

男の子2人、女の子2人の4児の母が、子どものことや日々の生活のドタバタを書き綴ってます。

古文に興味を持ち始めた長女!大掴源氏物語を楽しそうに読んでいます!

我が家の長女、公文の国語がJ教材に入ってから、日本の古典文学に興味津々です。

そんな長女がはまっている古文について書いていこうと思います。

 

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公文国語教材は古文にたくさん出会える

公文で国語を学習中の長女、I教材ぐらいから日本の古典文学に触れる機会が増えてきました。

面白いと思った物語を読んでみたくなる長女は、本屋でまず竹取物語を買って読んでいました。

 

その後 J教材にすすむと、さらに出会える日本古典文学が増えてきました。

「伊勢物語」「土佐日記」「大和物語」「落窪物語」「蜻蛉日記」「源氏物語」「枕草子」などです。

 

こんなにたくさんの古文に触れる機会はなかなかないと思います。

古文は、言い回しなどが今のものとは異なるので勉強をするのを嫌がるかなと思っていましたが、今のところ楽しそうに学習をしてくれています。

 

公文で学習していて1番のメリットは、色んな本に出会えることだと思います。

源氏物語に興味津々

そんな長女が「源氏物語」に興味を持ち始めました

日本史が大好きで、筆者の紫式部や源氏物語という書名はもともと知っていた長女。

実際、公文の教材で源氏物語を読んでみて、興味を持ったようなんです。

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私自身も源氏物語が好きだったので、問題を解いている長女の横で、人物関係を詳しく教えたりもしていました。

 

長女が日本の古典文学に興味を持ち始めたときに、私が学生時代に使っていた日本古典文学全集がいつか役に立つかもと思い、実家から持ってきていました。

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持っていたのは、長女が興味を持っている源氏物語です!

 

「読んでみたら」と長女に渡していたのですが、少し内容が難しかったのか、ほとんど読むことなく放置されていました(笑)

 

長女的には現代語訳になっているものを想像していたみたいなのですが、この日本古典文学全集は本文と単語の意味、そして現代語訳と3段に分かれて書いてあります。

本として読むというよりは、公文の教材を解くのに適しているかもしれません(汗)

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そんな長女のために、源氏物語の本を新しく購入しました!!

長い源氏物語を大きく掴める「大掴源氏物語」

それは、まろ、ん?大掴源氏物語です。

 この本は、この1冊であの長い全54帖もある源氏物語の内容を網羅できるんです!

 

しかも8コマの漫画で!!

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見開き1ページで、1つの帖の内容が分かるようになっているんです。

昔、図書館で借りて読んでとっても面白かった記憶があり、長女に薦めてみました。

すると、長女も読んでみたいととっても乗り気です!

 

ということで、さっそく購入することに!!

長女、1日で読破!

本を購入して、1日で長女すべて読み切っていました。

読み切った長女の感想は、「面白かった!やっと源氏物語の人物の関係がつかめたわ!本当に分かりやすかった!」でした。

 

そう、源氏物語には登場人物が多く、しかも血縁関係とかで結構複雑なんですよね(汗)

その登場人物の関係も、相関図が描いてありとても分かりやすかったようです。

さらに、古文には、自分名ではなく「頭中将」などの役職名で呼ばれたりするので、分かりにくかったりするのですが、相関図や位階についての詳しい説明もあり、登場人物のどちらの方が位が上なのかもすぐに分かるようになっていました。

 

私自身も久しぶりに読み返してみて、とっても楽しかったです。

 

大掴源氏物語を読んでから十二単衣を着た悪魔を見ればよかった。。。

源氏物語に興味をもち、俳優の伊藤健太郎さんが好きな長女は、映画が公開してすぐに「十二単衣を着た悪魔」を見に行きました。

その時は、まだ1度も源氏物語を全体を通して読んだことがありませんでした。

 

この「十二単衣を着た悪魔」の映画は内館牧子さんの「十二単衣を着た悪魔 源氏物語異聞」が原作となっています。

 異聞と題名にもあるように、弘徽殿女御側からの視点で物語が進んでいきます

新しい視点での源氏物語が見れて、映画はとても面白かったです。

 

映画が終わり、長女と内容を話し合っていると、源氏物語全体像がつかめていないため、意味が分からなかった場所が何か所かありました

その都度、人物関係や背景などを詳しく解説してあげると、「なるほど!そう言うことだったのかぁ」と納得していました。

 

そんな長女、「大掴源氏物語」を読み終わって一言、「この本を読んでから映画見に行ったらよかった。そしたら、もっと映画の内容が分かったのに・・・」とつぶやいていました。

 

本当に、源氏物語の内容を知っているのといないのでは、映画の理解度も違っただろうなと思います。

これからも色んな本に触れていってほしいなぁ

長女、次は落窪物語を題材にした「おちくぼ」という漫画が読みたいと言っています(笑)

 私が子供のころに読んでいた「とりかえばや物語」を題材にした「 ざ・ちぇんじ!」を読んではまってしまい、「同じ漫画家さん(山内直美さん)の漫画があるよ」と教えてあげると「読みたい!!」と言い出しました。

 今、おちくぼを私が買うか長女が買うかで協議中です(笑)

私が子供のころに大好きだった漫画を長女も好きになって、その漫画について語り合えるって嬉しいなと思う今日この頃です。

 

これからも、漫画でも小説でもいろんな本に触れていってほしいなぁと思います!

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