次男が、学校から心臓検診の再検査の手紙をもらって帰りました!!
今回は、この心臓健診の再検査について書いていこうと思います。
学校から再検査の手紙を持って帰る
我が家の次男は今年度、小学1年生になりました。
小学校に入学するとすぐに内科や眼科など色んな健診があります。
1年生の次男は、心臓の健診もありました。
生まれて今まで、乳児健診などの健診でも心臓のことで1度も引っ掛かったことのない次男。
そんな次男が、学校から「心電図で異常が認められたので再検査をするように」という手紙をもらって帰りました(汗)
判定所見は、低電位差です!
初めて聞く言葉です。
「低電位差??悪い病気だったらどうしよう」と不安になります。
一体どんな症状なのか気になるので調べてみました。
低電位差って??
低電位差(ていでんいさ)
心電図のQRS波の高さ(振れ幅)が小さくなる所見です。心筋梗塞などで心臓の収縮力が弱った時、体内の水分貯留や肺気腫など肺に含まれる空気が増加した時、肥満などでみられます。 (日本人間ドック学会より引用)
心臓内に発生した電気の電圧が低い波形です。 心臓自身の起電力の低さ(小柄でやせている)や電気が体表に伝わりにくい場合(肥満など)のほか、体内に水分の多い時にもみられます 。(京浜保健衛生協会より引用)
心電図の全体の波の高さが通常より低いことをいいます。心臓の周囲に水が溜まっている場合や肺の空気量が増加する肺気腫や肥満の方にも見られます。 (日本予防医学協会より引用)
低電位差は以上のようなことが考えられるそうです。
我が家の次男、肥満体型ではありません。
なので、これには当てはまりそうにはありません。
ということは、心筋梗塞、肺気腫、心臓の周囲に水が溜まる、小柄で痩せている(同級生の中では大きいほうですが)のどれかがあてはまるのでしょうか???
家で、悶々と考えていても仕方がないので、検査が受けられる病院に予約をして検査を受けてきました!
心電図を提出!
病院の予約日、学校からもらった書類を持って病院に向かいます。
学校からもらった書類には、次男の心電図の波形のコピーもありました。
ちなみに素人の私が見てもチンプンカンプンです。
低電位差とありますが、一体どの波形が低いのか分かりません。。。
病院につき、受付で書類1式を渡し、呼ばれるまで待ちます。
次男はというと、小児科待合のテレビで流れてるミニオンズを爆笑しながら待ってました。
私は、何か悪い病気だったらとドキドキソワソワしているのに、本人は呑気なもんです(汗)
予約をしていたので、比較的早く順番が来ました。
診察室に入ると、先生が胸の音を聞いたりと一通りの診察をします。
それから、受付で渡した心電図のコピーを見せてくれながら、詳しい説明をしてくださいました。
「低電位差ってことだけど、この波形が低いってことなんだよね。これで、考えられるのは心臓の膜に水が溜まる心膜炎っていう病気か、心臓の機能が弱っているかなんだけど。。。」
とおっしゃってから、先生は次男の顔をじっと見て、
「まぁ、これらには当てはまりそうにないけどね」
と言われました。
そして、
「とりあえず、もう1回心電図を撮って、その後心エコーをしてみるから、検査室の前で待っててください」
と言われました。
この言葉を聞いて、不安な気持ちがすっとなくなりました。
検査室のまで次男と待ちます。
名前を呼ばれ検査室に入り、心電図検査を受けました。
心電図検査が終わると、次は心エコーの検査です。
当日は、心エコーの検査が少し混んでいたようで、少し待ち時間がありました。
初めての心エコー!心臓の弁の動きが けなげです!
やっと、心エコーの順番が回ってきました。
心エコーをする前に、先生が先ほどとった心電図を見て「やっぱり低電位差だね」と言われました。
「このエコーで心臓の周りに水が溜まったりしてないか確認するからね」と言われ、心エコー開始です。
心エコーを見るのは初めてです。
心臓ってエコーで見るとどんななのか興味津々です。
先生の邪魔にならない場所でエコー画面がよく見える位置に立ちます。
先生が、エコーの画面を見ながら説明をしてくださいました。
「これが心臓ね。これが心臓を守ってる膜なんだけど、水は溜まってないから安心して」と言われました。
その後、先生は向きを変えながら次男の心臓を詳しく調べてくださいました。
心臓のエコーと言えば妊婦健診で胎児の心臓がピコピコ動いているのを見たことがあるだけでしたが、こんなに、心臓の内部まで詳しく見えるなんて驚きでした。
心臓の動きを見ていると、理科の教科書などで、心臓の図を見ながら、体から戻った血液が右心房から右心室へ、そして肺動脈を通り肺へ行き、肺静脈を通り左心房へ戻り、左心室から全身に送り出されると授業で習ったことが思い出されました。
当たり前のことなのですが、習った通りの動きをしているんです。
習った当時は、図を見ながら分かったつもりでいましたが、実際に動いている心臓を見て、本当にそうだったんだなと改めて思いました。
また、心房と心室の間にある血液の逆流を防ぐための弁の動きを目の当たりにし、その動きの健気さに感動しました。
一定のリズムで、弁が開いたり閉じたりしているんです。
この弁がきちんと働いてくれているおかげで、自分は生きているんだなと感動しました。
診断結果は。
心エコーも済んで、もう1度小児科の診察室に戻ります。
そこで、先生から詳しい診断結果を聞きました。
診断結果は、特に問題なしとのことでした。
何か、病的な問題があるわけではなく、1年生とまだ体も発達途中ということで、これから体が大きくなって、次に、学校健診で心臓検診が行われる4年生で低電位差が治っているかもしれないと言われました。
ということで、次男の低電位差は医師の所見は「放置してよい」ということに!!
一応、これからの過ごし方を聞いたところ、普段通りで構わないとこのと。
運動も今まで通りしてもいいということでした!
良かったよかった!一安心です。
次は、4年生の心臓検診で引っ掛からなければいいなと思います。
ちなみに、次男に「今まで通り運動もしていいって先生に言われたよ。だから持久走もしていいって!」と言うと、長距離走が嫌いな次男は
「え~」と少し嫌そうな顔をしていました(笑)