我が家の長男、今年の4月から中学校に進学しました。
そんな長男の技術のテスト勉強に、なんとバームクーヘンが大活躍!!
今回は、このバームクーヘンを使った勉強方法について書いていきます。
- 新しい教科「技術」
- まさ目材と板目材で悩む長男
- バームクーヘンを丸太に見立ててみよう!
- まさ目になるよう、バームクーヘンを切ってみよう!
- 板目になるように、バームクーヘンを切ってみよう!
- 実践に勝るものはなし!
新しい教科「技術」
中学校に進学すると小学校時代と違い、新しい教科が加わります。
それが、技術・家庭科の技術分野!
そして期末テストでは技術分野のテストも行われます。
初めてのテストで、何をどうやって勉強したらいいのか悩む長男。
こんな時、第1子だと親もどうアドバイスしてあげればいいか悩みます。
とりあえず、授業で習ったテスト範囲をもう1度復習することにしました。
まさ目材と板目材で悩む長男
そんな長男、木材の特性に部分で頭を悩ませていました。
特に頭を悩ませていたのは、木材の名称です。
「まさ目材」と「板目材」の違いに頭を悩ませていました。
板を見れば、その木目から「まさ目」か「板目」はすぐに判別できるのですが、木をどのように切れば、まさ目(板目)になるかがいまいちピンとこないというのです。
我が家の長男、頭の中で立体的に物をとらえるのが苦手なんです。。。
なので、数学でも計算問題は好きなのですが図形問題が苦手。。。
立体的な図を描くのも苦手なので、絵を描くのも苦手です。
教科書を読んでも頭の中で、木材を切って木目がどのようになるかまで思い描くことが出来ずイライラしていました。
1度実際に試してみれば、思い描きやすいだろうと思ったのですが、そのために丸太を用意して切ってるというのは、ちょっと現実味が。。。
何かほかに良い方法がないか色々と悩んでいるときに、ふっといいアイデアが浮かびました!!
バームクーヘンを丸太に見立ててみよう!
そう、それはバームクーヘンです。
バームクーヘンを丸太に見立てて切れば木目が分かるのではないかということです。
バームクーヘンならスーパーなどで手に簡単に手に入るし、切るのも包丁を使って簡単に切れます。
さらに、切った後は美味しく食べることもできます。
これは、やってみる価値ありです。
さっそくスーパーでバームクーヘンを買って実践してみることにしました。
まさ目になるよう、バームクーヘンを切ってみよう!
バームクーヘンは真ん中に穴が開いており、木材でいえば心材部分がない状態です。
でも、周りの部分の木目はちゃんとあるので、きっとうまくいくはず!
さっそく長男と実践してみます。
まさ目材は、年輪に対して、半径方向に切断します。
バームクーヘンでいえば下の写真の赤線部分を切断します。
切った、断面図を見てみます。
写真ではわかりにくいかもしれませんが、縦にまっすぐの木目が見えます。
これがまさ目材です。
バームクーヘンでも丸太と同じように、木目が出てくれました!!
板目になるように、バームクーヘンを切ってみよう!
続いて、板目になるようにバームクーヘンを切ってみます。
板目材は、年輪に対して、接線方向に切断します。
下の写真の赤線の部分を切ります。
うまく板目になっているでしょうか?
断面を見てみます。
バームクーヘンでも、ちゃんと板目材になっていました!!
写真では木目が分かりにくいので、線を引いてみました。
教科書通りの板目材の木目になっています!!
この結果に長男は、「おぉ!すごっ!教科書通りじゃん」と大興奮。
バームクーヘンで、どのように切れば「まさ目材」と「板目材」になるのかが分かりました。
実践に勝るものはなし!
頭で立体的に考えるのが苦手な長男には、目の前で実践してやることで理解しやすくなったようです。
長男に、言葉でいくら説明しても、わかったような、わからないような、納得できていない顔をしていました。
しかし実際に見てみると、「なるほど、そういうことか!」と今まで悩んでいたことが嘘みたいなスッキリとした顔をしていました。
本当なら、頭の中でうまく処理できるのが理想ですが、なかなか理解できないときは実際に目で見た方が納得しやすいです。
このことが、試験で問われるかどうかは分かりませんが、不安要素は一つ無くなったので良かったです!
不安も消えたことだし、試験に向けてがんばれ!!