子ども4人のドタバタ日記

男の子2人、女の子2人の4児の母が、子どものことや日々の生活のドタバタを書き綴ってます。

広島県立みよし風土記の丘に行ってきました!たくさんの古墳に驚きです!(広島県北の旅 その1)

先日、広島県立みよし風土記の丘に行ってきました。

今回は、みよし風土記の丘など広島県北の旅について書いていこうと思います。

長女が企画展「江戸時代の子ども事情」に行きたいと言い出しました

ある日、学校から帰宅した長女が「ママ、どこかの博物館(?)で江戸時代の子どもについての展示をしてるから行ってみたい!」と言い出しました。

新選組好きから派生して、最近歴史的なことが好きになっている長女

長女から、こんな歴史的な企画展に行きたいと言ってくれるなんて!!

日本史好きの私としては、連れて行ってあげたい!というか、私も行ってみたい!

 

ということで、長女の話をよく聞いてみます。

長女の話では、学校の廊下にその企画展のポスターが貼ってあったそうです。

学校に貼ってあるってことは、比較的近場での企画展かなと思いながら、どこの博物館だったのか聞いてみると、そこまではちゃんと見てないとのこと(汗)

一番肝心なところを見落としています。。。

 

長女の記憶をたよりに、調べてみることにしました。

みよし風土記の丘ミュージアムの企画展「江戸時代の子ども事情」

長女の情報を入力しながら、調べていくと長女の言っていることとピッタリ合う企画展を発見しました。

それは、みよし風土記の丘ミュージアム(広島県立歴史民俗資料館)で開催されている、令和3年度秋の特別企画展「江戸時代の子ども事情ー幼き者へのまなざしー」です。

 

長女に、検索結果の画面を見せると、「そうそう。これ!これを見に行きたいの!」とのことでした。

みよし風土記の丘へ出発!

週末、どこかにプチ旅行に行きたい旦那が「風土記の丘に行ってみない?」と言いました。

行きたかった企画展をしているので長女は「行く!」と即答していました(笑)

歴史好きの長男も「行ってみたい」というので、風土記の丘に行くことに!!

(ちなみに次男と次女はドライブ好きなので、目的地はどこでもOKです)

 

目的地に到着し、まずは風土記の丘ミュージアムで展示を見ることにしました。

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常設展だけなら一般200円の入場量でしたが、企画展も見るので、一般600円、小・中学生300円の入館料を払って展示を見て回りました。

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最初は常設展へ。

広島県内の出土品を中心に、模型などによって広島県の成り立ちや原始・古代の歴史とともに風土記の丘の古墳の特徴が紹介されていました。

重要文化財の特殊器台や特殊壺が展示してあったり、縄文土器や弥生土器、土師器、須恵器も展示してありました。

また、埴輪や副葬品などの展示もありました。

 

続いて、企画展「江戸時代の子ども事情」のコーナーへ。

若干、飽き始めていた次男と次女にピッタリのものが入り口に置いてありました。

それは、「さがしてみよう」というパンフレットです。

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写真の資料がどこにあるか見つけたり、クイズに答えるようになっていたので、次男も次女も一生懸命展示物を見たり、解説を読んだりしていました

 

企画展の展示は、大きく3つに分かれていました。

1.子供の誕生と子育てについて

2.病気や捨て子などの問題

3.遊びや勉強など子どもの暮らしについて

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この中で一番、私が印象に残っている展示物は、子どもが教科書に落書きしている物です。

 

いつの時代の子どもも、教科書に落書きするんだなと、思わず笑ってしまいました。

きっと、この落書きをした子も、まさか300年も時を経て、自分が書いた落書きが資料館に飾られるなんて思ってもみなかっただろうな。

 

ちなみに、自ら行きたいと言っていた長女は、今まで連れて行った博物館や美術館に比べると、時間をかけて一つ一つの資料を真剣に見、そして解説を読んで回っていました。

みよし風土記の丘は古墳がたくさん!

さて、資料館を出てると次は野外博物館へ

実は、みよし風土記の丘ミュージアムがある広島県立みよし風土記の丘には、計176もの古墳があるんです!!

というのも、三次地方は、西日本でも有数の古墳密集地帯として知られ、広島県内の古墳の約3分の1(約4000基)が集中しているそうです。

 

さっそく古墳を見て回ることにしました。

七ツ塚古墳群までの間に、重要文化財の「旧真野家住宅」復元された古代建物がありました。

まずは、「旧真野家住宅」です。

この建物は、世羅郡世羅町にあったものを解体し、移築・復元したもので、江戸時代(17世紀中頃)の建築で、古い農家の姿をよくとどめています。

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次は、復元された古代建物です。

古墳時代の一般的な家であった竪穴住居、埴輪などに見られる平床住居、穀物などを保存した高床倉庫の3棟が復元されていました。

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これが竪穴住居 ↓

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平床住居 ↓

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高床倉庫 ↓

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社会の資料集でしか見たことがなかった建物が、復元とはいえ目の前で見れ、子供たちは大喜びしていました。

高床倉庫のネズミ返しをマジマジ観察し、竪穴住居を見た長女は「こっちの家は、ネズミ入り放題じゃね」とボソッとつぶやいていました。

 

とうとう、七ツ塚古墳群に到着です。

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この七ツ塚古墳群だけで、前方後円墳が1基、帆立貝形古墳が2基、円墳が55基、方墳が2基の計60基もあります。

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見渡す限り、古墳だらけ!!

盛り上がっているところは、古墳と言っても間違いないぐらい古墳があります。

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この七ツ塚古墳より奥にさらに行くと、浄楽寺古墳群があります。

本当は、そこまで散策したかったのですが、次女が「疲れた」と言い出し、さらに日も暮れかけてきたので、今回は断念しました。

 

パンフレットを見ると、

・旧真野家住宅や復元古代建物まで見るファミリーコース(約20~30分)

・ファミリーコースに七ツ塚古墳群まで見て回る古墳散策コース(約45分)

・古墳散策コースに浄楽寺古墳群まで見て回る古墳学習コース(約1時間15分)

の3つのコースがあり、我が家は今回は古墳散策コースを回ったことになります。

 

浄楽寺古墳群の方が古墳数は116基と多いので、今度は古墳学習コースを回ってみたいなと思いました。

歴史好きにはたまらない!みよし風土記の丘はおすすめスポットです。

今回みよし風土記の丘に来てみて、古代日本の歴史ロマンを感じられる場所だなと思いました。

最初、長女は「私はミュージアムの企画展だけでいい」と言って古墳群を見て回るのは嫌がっていました

何でと聞くと、「だって、古墳ってお墓じゃろ。なんか暗い感じがして嫌」と言っていました。

が、いざ回ってみると、たくさんの古墳があることに驚き、そして感動していました。

長女が思っていた古墳=墓=暗いといった感じもなく、自然の中を散策しながら、古墳群を見て回る感じで楽しかったようです。

 

歴史好きの方にはたまらない場所だと思いました!

 

みよしのご当地グルメ「わに(サメ)」を食す!

みよし風土記の丘を後にし、せっかくなのでご当地グルメを食べようということで「わに料理」を食べに行くことにしました。

 

その時のことについては、コチラをご覧ください!

treport.hatenablog.com

 

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