子ども4人のドタバタ日記

男の子2人、女の子2人の4児の母が、子どものことや日々の生活のドタバタを書き綴ってます。

12回目のリュープリン注射。長男・長女の思春期早発症の治療、終了しました!

思春期早発症と診断され、リュープリン注射で治療中の長男・長女の12回目の接種に行ってきました。

前回、先生からは「次を目途に治療は終了かな。」と言われていたのですが、どうなるんだろうかとドキドキしながら診察の順番を待っていました。

今までの治療の記録は以下の記事をご覧ください。

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まずは、身長・体重測定から!

いつものように診察の前に、身長・体重を測定します。

長男:身長155.5cm(2.8SD)、体重40.4kg(1.0SD)

長女:身長146.7cm(3.6SD)、体重34.4kg(1.5SD)

2人とも4週間前と身長がほとんど変わっていませんでした。これは注射のおかげ(?)なんでしょうか。

身長が伸びすぎても心配ですが、身長が伸びてないとこれはこれで心配になります(汗)

「2人ともこの身長で止まってしまったらどうしよう」と不安になります。

背が高くても低くても、生死にかかわらないから別にいいじゃないと言えばそれまでなのですが、もし、このままの身長で止まってしまうと、長男・長女とも平均よりかなり背が低いことになってしまいます。

そうなると、一番困るのは服のサイズです。

まさに今、長男がそんな状態です。

子供服売り場に行っても、150cmを超える服になると急に種類や数が減ります。子供服ブランドによっては150cm以上はなかったりします。

しかたなく、GUやユニクロの男性用のSサイズを着させてみますが、シャツなどは肩幅が合わず、ズボンはウエストがガバガバで大きすぎるという状態です。

本当に服を1着買うのにも一苦労しています。

なので、きっとこのままで背が止まってしまうと、大人になって着る服を探すのが大変なんじゃないか心配です。

診察室へ12回目のリュープリン注射

診察室へよばれ、12回目のリュープリン注射を打ちました。

注射嫌いの長男ですが、この思春期早発症の治療で注射にだいぶ慣れてきました。

最初の頃は、採血をするのにかなり嫌がったり、冷や汗をかきながら採血されたりしていましたが、最近はしぶしぶながらも泣いたりぐずったりすることなく注射をしてくれるようになりました。

この点長女は、最初から注射好きだったので助かりました。

この点から見て、子どもたちはこの思春期早発症の治療のおかげでかなり成長したと感じました!

さて今後の治療について、先生から「これをもって終了にしようか」と言われました。

子どもたちは大喜びです!特に注射嫌いの長男の喜びは半端なかったです(笑)

先生からはだいたい1年を目安に治療は終了することを伝えられ、「今回で12回目でだいたい1年経ったので終了しましょう」と言われました。

子どもたちに、後から「どうしてそんなに嬉しいの?」と聞いてみると、注射をしなくてもいいこと学校に遅れていかなくていいことが嬉しいと返ってきました。

診察時間に行こうと思ったら、どうしても学校に遅れてしまいます。

子どもとしては、みんなが授業をしている中、一人遅れて教室に入るのは嫌だったということでした。

「それもそうだよね」と納得でした。

血液検査の結果は?

 

ちなみに、思春期早発症で血液検査をする時に先生がチェックしている項目を紹介します。

男の子の場合、テストステロン、FSH、LHの3項目です。

女の子の場合、エストラジオール、FSH、LHの3項目です。

ちなみに、LHとは黄体形成ホルモンのことで、FSHとは卵胞刺激ホルモンのことを言います。

それぞれ、性腺(精巣・卵巣)に働き、性腺の成熟と性ホルモンの分泌を促す働きがあります。

テストステロンとは男性ホルモンのことで、エストラジオーとは女性ホルモンのことを言います。

リュープリン注射治療を始めるまでの間に、数ヶ月おきに血液検査をしてきました。

長男の結果です。

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先生の説明によると、テストステロン(男性ホルモン)は成人の場合1.31~8.71の間の値になるそうです。

そして、LH(黄体形成ホルモン)が0.5以上になると思春期が来たという判断になるそうです。

上の血液検査の写真を見ると、長男は2017年10月の時点で男性ホルモンも成人の値になり、LHも0.5を超えて思春期が来た状態になっています。

続いて長女の血液検査の結果です。

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同じようにLHが0.5以上になると思春期がきたと判断されるのですが、長女の場合LHはずっと0.1以下でした。

しかし、長女の場合はエストラジオール(女性ホルモン)が2017年12月の血液検査で5.0と増え始めていました。

この血液検査の結果と長女の卵巣や子宮をエコーで確認して、2018年3月の春休みからリュープリン注射を打つ治療が始まりました。

そして、4週間に1回のリュープリン注射を打つおかげで、前回の血液検査の結果も、長男・長女とも男性ホルモン、女性ホルモンがそれぞれ出ていなかったという結果でした。

女性ホルモンが出ていないおかげで、長女はまだ生理が来ていません。

先生から帰り際に、「治療が終わったからと言って、すぐに生理は来ないと思うから」と言われました。

生理がはじまってしまったら、長女の成長はそこでほぼ終了ということになります。

治療が終了して生理が始まるまでにどれだけの時間があるのか、それまでにどれだけ身長が伸びるのか、まったく予測できませんが、平均身長ぐらいまでは伸びてくれるといいなと思います。

あとがき

リュープリンの注射治療が終わったとはいえ、まだ病院には行きます。次は約7か月後の夏休み中に、身長や体重を測定し診察をしてもらいに行く予定です。

それまでに、どれくらい身長が伸びているかドキドキです。

あっ、そういえば、注射の用意が出来るまで先生が子どもたちと、「結構、思春期早発症で病院に来る子っているんだよ」って話していました。

思ってるより身近な病気なのかもしれません。

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