先日、子供たちが通っている公文教室の先生から「学習習慣のつけ方」について電話がかかってきました。
今回は、我が家の学習習慣のつけ方について、反省も含めて振り返っていこうと思います。
公文の先生からの電話
子供たちの通っている公文教室の先生から、電話がしたいので都合の良い時間を教えてくださいとメールが来ていました。
「一体、何のことだろうか?」と思いながら、都合のいい時間を返信しておきました。
もしかして、子供たち宿題をちゃんとせずに公文に行っていたんだろうかとドキドキしながら電話を待っていました(汗)
そして、先生から電話がかかってきました。
電話の内容は。。。。。
「学習習慣のつけ方」に関して!
よかった!子供たちが宿題ちゃんとしてませんって注意されるわけじゃありませんでした(笑)
先生の話によると、小さい子供(未就園児)に学習習慣をつけるために、どのように工夫していたのかということを聞かせて欲しいとのことでした。
と言うのも、我が家の子供は全員2歳前後から公文に通っています。
長女は11歳にして、既に10年継続の特別研究会賞をもらっています。
長女が公文から10年継続 特別研究会賞をもらってきました。
— ろど・すた子 (@aX9mTvTGeCdlhdG) 2022年4月20日
11歳で10年継続。
人生のほとんど、週2で公文に通ってます。
10年間よく頑張りました。#公文 #くもん #子供の教育 pic.twitter.com/iINSmPgvQj
我が家の子供たちが小さい頃から、公文などの学習習慣をどのように身に着けるように工夫してきたのか、参考にしたいので聞きたいとのことでした。
第三者から言われるまで、学習習慣をどのように身に着けさせたかなんて気にも留めていませんでした。
日々の宿題をこなすのに精いっぱいだったので・・・
今回、先生に説明するにあたって初めて、我が家の学習習慣のつけ方に関して振り返ってみました。
公文の宿題はルーティンワーク。必ず毎日やる!
我が家の長男は2歳になってすぐ公文教室に通い始めました。
まだ、幼稚園の年齢でもなく、公文に通うまでは毎日公園などで朝から晩まで遊んでいました(笑)
この時点で、学習習慣は一切ありませんでした。
公文は週2回、教室に通います。
教室がない日は、毎日決まった枚数の宿題が出されます。
この宿題を幼稚園に入園するまでの間、長男は午前中にすることにしていました。
公園で遊ぶことが大好きだった長男は、公園に早く遊びに行きたいがために、頑張って宿題をやっていたような気がします。
この公文の宿題をする時間に合わせて、公文の宿題以外の勉強も取り入れていきました。
公文の宿題と学習進度に合わせて平仮名やカタカナの勉強、数字の勉強などを合わせて、1日分の学習として毎日 午前中にするようにしていました。
出来るだけ、このリズムを崩すことなく、毎日決まった時間に、決まったノルマ(学習量)をこなすようにしていましたが、やはり小さいうちは、気分にむらがあり、思うようにいかない日もありました。
どうしても、勉強よりも公園で先に遊びたい!と駄々をこねる日もありました。
そんな時、我が家では無理せずに、先に公園で思う存分遊ばせてから、勉強するようにしていました。
それは、勉強を嫌がる子供に勉強させるのは、とても疲れるからです。。。
我が家の子供は、結構頑固で、今はしたくないと思うと、色々と諭してもなかなか納得してくれませんでした。
なので、勉強嫌だとグズグズ駄々をこねながら勉強するため集中力もなくダラダラと時間が過ぎるだけ。
それならば、一度気持ちをリセットするためにも、先に公園などで遊んでから勉強した方が集中して勉強できたんです。
ただし、公園に行く前に、遊んで帰って来たら必ず今日の勉強をするという約束だけはしっかりしてから遊びに出かけてました。
このように我が家では、1日分の学習(公文の宿題+α)を必ずその日のうちにするように心がけていました。
なので、もちろん祖父母宅へ泊りに行くときも、1日分の学習を祖父母宅でやっていました。
最初、祖母は「せっかく遊びに来たのに、勉強は家に帰ってからしたらいいじゃない」と言っていました。
しかし、せっかく身につき始めた学習習慣を損ないたくなかったので、祖父母にはお願いして協力してもらいました。
このように、1日分の学習をルーティンワークとして1日のスケジュールに組み込むことで、学習習慣がついていったように思います。
最近では、子供も大きくなり自分でスケジュールをある程度立てられるようになってきました。
年長の次女も、祖父母宅へ泊りに行く前の日には「明日は、じぃじの家に行くけん、明日分の勉強やっとくね。じぃじとばぁばといっぱい遊びたいけん」と言って、前日にノルマを済ませておくようにもなりました。
ご褒美作戦!
このように、出来るだけ毎日コツコツと勉強をする時間を取り入れるようにしてきましたが、壁にぶち当たって思うように勉強が進まないときもありました。
そんな時は、子供のやる気もなくなり、毎日学習を続けるのが難しくなることも。。。
例えば、なかなかカタカナが覚えられなかった次男は、公文の宿題の後にするカタカナカードをとても嫌がるようになりました。
どうしたもんか?と悩んだ時にやったのが、ご褒美作戦です。
当時、次男は大の恐竜好きでした。
カタカナを全部覚えたら、次男が行きたがっていた恐竜の博物館に連れて行ってあげるという約束をしたのです。
最初は、それでも嫌がっていた次男でしたが、恐竜の名前はカタカナで書いてあるので、カタカナを覚えて博物館に行くと、なんの恐竜かすぐ読めて分かるよと言うと、やる気に!!
子供は、やる気になると覚えが早いので、あっと言う間にカタカナを覚えてしまいました。
もちろんその後、家族で恐竜の博物館に行きました。
同じ方法で次女は平仮名を覚え、行きたがっていたパンダに会いに行ってきました。
このご褒美をあげるというやり方が良かったのか未だに分かりませんが、我が家の子供たちは、このやり方で、勉強に対するモチベーションが上がり、学習習慣を崩すことなく毎日学習を今まで続けてこれています。
見える化でやる気アップ!
我が家の次女の場合、今やっている勉強を「見える化」することで、嫌がっていた勉強が楽しくできるようになっています。
例えば、カタカナを覚えるのを嫌がっていた時期に取り入れたのが、覚えたカタカナの可視化です。
覚えたカタカナをカタカナ表に黒いマジックでなぞるだけ!
上の写真からも分かるように、これでまだ覚えてないカタカナがどれなのか一目瞭然です。
このやり方を取り入れてから、カタカナの勉強を嫌がっていた次女が、早くカタカナ表全部をマジックでなぞりたいと、やる気になり、嫌がることなくカタカナを覚えてくれました。
今は、九九を覚えるのに「頑張ったねカード」を作って勉強しています。
九九カードになってからやる気を無くし気味の次女。
— ろど・すた子 (@aX9mTvTGeCdlhdG) 2022年3月27日
やる気アップのために頑張りカードを作ってみました。
やった回数を記入しシールを貼るようにしたら今日は喜んで4回もカードをしてました。
これで春休み中に、九九が完璧になるかな。#九九 #九九カード #幼児教育 pic.twitter.com/pLZwNFbWJv
九九の勉強を嫌がっていた次女ですが、この表にシールが貼りたいので、九九カードを頑張るようになりました。
おかげで、九九を一通り覚えることに成功です!
今は、九九カードをバラバラにしても言えるように、挑戦しています。
何とか身に着いた気がする学習習慣
こんな方法で、我が家では子供に学習習慣を身に着けさせてきました。
色々と学習習慣が身に着くまでは苦労しましたが、今ではうるさく声をかけなくても長男、長女は毎日の学習ノルマを計画的にやれるようになってきたと思います。
自分のやり方が良かったのか、もっといい方法があったのではないかと思うことは多々ありますが、今のところ身についているのではないかと思います。
これからも、試行錯誤しながら楽しい学習習慣を身に着けていってもらおうと思います。